「ねじまき鳥クロニクル」で描かれた僕と妻と、世界を壊そうとした、 その中心にいた 「綿谷ノボル」 と同じことができる実在人が、2024年(令和6年)9月28日に大動脈乖離で亡くなりました。
2019年(令和1年)10月13日に鎖骨を折った影に彼が関与していることが判明してから、長い取り組みでした。わかっていても、気づかないふりをして、ディフェンスして、じっと耐えていた。
ポストモダンの象徴として、 現実が崩れゆく感覚は、今の時代とも重なるのかもしれません。
「ねじまき鳥クロニクル」 と、「村上春樹、 河合隼雄に会いに行く」 を同時に読むと、 「生霊」 や 「目に見えない力」にどこまで私たちは影響されているの
か――考えさせられます。

