私のブログフォロワーさんの、しげたか さん のブログに、乗っていることですが
【バス乗継旅】王子駅前から前橋駅前まで 3
という事で、埼玉県川口市鳩ヶ谷から路線バスで蕨(わらび)市に着いて
次さいたま市方面に向かう前に
次のバスまで時間がるので蕨駅前の松屋で軽く食べることにしたそうで
ふと思ったことだそうですが、
「この方々は漢字で「蕨」って書けるんでしょうね。
蕨市民でないと書けないですよ
((宮城県)塩竃市もそうです)
という事で、下記の通り私がコメントしましたところ下記の通りお返事書きました
それで、今回の話は、漢字が難しい字を使っている市町村どう対応するか
調べてみました
まず、宮城県 塩竃市の場合
塩竈市の『竈』の字については、『竈』と『釜』の両方を使用することが認められています。
『竈』は21画と画数が多く、書き方も難しい漢字ですので、正しい書き順を上に示します。
ちなみに市役所で用いる公用文ではこの『竈』を用いることになっています。
地名の由来
海水を煮て塩をつくるかまど(竈)のことを、「塩竈」といいました。
つまり、もともとは地名ではなく、製塩用のかまどのことを指す名詞でした。
以前は日本の各地の砂浜にこのようなかまど(塩竈)があり、これが海辺の風景に
おもむきを添えていたといわれています。
わが郷土も、この竈のある場所として有名になり、それがそのまま地名になっていったと
いわれています。
塩竈という地名のほかに、国府津(『こうづ』と読み、国府の港という意味です)とも
呼ばれていましたが、塩竈神社が、陸奥国の総鎮守(多賀城から見て東北の方角に位置する
鬼門を守る意味がある)として建てられ、信仰を集めるようになり、
国府津よりも塩竈の方が地名として定着していったものといわれています。
塩竈か塩釜か
塩竈市役所で作成する公文書においては、
「塩竈」を使用することになっています。
ただし、市民の方、あるいは他の官公庁が「塩釜」と表記した文書については、
「塩竈」と解釈して受理することとしています。
市役所で、塩竈という表記に統一するようになったのは、昭和16年(1941年)からで、
それ以前には、「鹽竈」、「塩竈」、「鹽釜」、「塩釜」など、混在して用いられていました。
「鹽」という漢字についは、当用漢字の「塩」を用いてもさしつかえありませんが、
「竈」と「釜」では、字義が違っており、本市の地名の由来が、
「鹽竈神社」(しおがま じんじゃ)の社号に因むものであるところから、
「釜」ではなく「竈」を用いることに統一されました。
市の名前をめぐる市民アンケート
昭和56年7月、市の名前についてアンケート調査が行われました。
正式な市名は「塩竈」ですが、駅や県・国の機関のほとんど
は「塩釜」が使われているため、「塩竈」をこれからも使い続けたほうがよいかどうか、
市民の意見をお聞かせいただいたものです。
75歳以下の全有権者(43,226人)から1,500人を抽出し、
633の回答を得たアンケートの有効回答数は613(40.9%)。
その結果は次の通りでした
現在の市名「塩竈」に不便を感じるか
特に不便を感じない人…54.8%
市名を変更したほうがいいか
賛成…66.6%
反対…21.2%
(賛成のうち「塩釜」にという人は、94.1%理由は「一般的」「書きやすい」など)
そのほかのご意見
由来を大切に継承したい、だれでも書けて読める字にしたい、
混乱がなければ併用してもなど
現在の市名に特に不便を感じない人が半数以上であること、
回収率からみて市名変更の機運にはないと思われることなどから、
それまで同様に、「塩竈」を市名とし、
公文書などで「塩釜」と表記されても「塩竈」と解釈して受理することになりました。
兵庫県 宝塚市の場合
市名の「塚」の「ヽ」について
回答
宝塚では、その近くで物を拾った人には幸運が舞い込むと、信じられていた古墳があり、
それが宝塚だと呼ばれたことが、宝塚の市名の由来と考えられています。
また、宝物を埋蔵していると伝えられる宝の塚があって、これが宝塚の地名の起源だとする
説もあります。
市では、昭和29年4月1日に宝塚町と良元村が合併して市制を施行し、
宝塚市の「塚」は「ヽ」のあるものを正式文字としていました。
昭和56年に常用漢字に入った「塚」は「ヽ」のない「塚」であったため、
「ヽ」のない「塚」も使用していましたが、
宝塚市では昭和60年に「ヽ」のある「塚」を正式文字として使用することに統一し、
宝塚市役所において使用する市長印等の公印や、発行する証明書等の書類においては、
「ヽ」のある「塚」を使用することとしております。
ただし、市民の皆様から提出される書類等での表記は、いずれのツカの字でも
受け付けしております。
また、宝塚市のホームページでは、ユーザーパソコンとの互換性の問題から例外的に
「ヽ」のない「塚」を使用しているものです。
他に、「塚」を使う市町村は下記の通りありますが、他の所は、
特に、公式ホームページに記述はありませんでした
東京都葛飾区の場合
PDF版
https://www.city.katsushika.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/533/_res/pdf/katsu_10.pdf
「葛飾」 という地名の地域
という事で、どの市や区でも、一般市民や、他の機関が使う場合は
どの文字でも構わない、という事ですね
ただ、自分の所の公式見解や、公式文書は決めた文字にするという事ですね
でも、いますよね、公式見解の漢字でないと受けてもらえないとか
公式見解の漢字を書くべきであるとか・・・
これ、令和が始まった時にも言ったことですが
一般の人が使う分には、どちらでもいいのに、片方に寄せるようなことは
しないようにしましょう
ただ、「鹽竈神社」(しおがま じんじゃ)さんは
固有名詞ですから、この漢字にしなければいけませんね
あと、今大体、公式文書はパソコンで作成しますから、きちんとその文字を出せはいい話ですよね
手書きのように書くのが大変だという事はないですね
ただ、表彰状などの、賞状類は手書きになりますが・・・
そして葛飾の方ですか、私のパソコンでは、もともとの字「葛」しか出せなくなっていますね
最後に「蕨」(わらび)ですが、この字しかありませんので
がんばって書くしかありませんね