北海道新聞 デジタルに乗っている記事ですが
胆振東部地震5年 未来への思いを校歌に
安平・早来学園 AKB「365日の紙飛行機」作曲者に制作依頼
2023.08.18 21:20 北海道新聞
【安平】
4月に開校した胆振管内安平町の小中一貫の義務教育学校「早来学園」で、
胆振東部地震で被災した町を未来へつないでいく思いを
込めた校歌が歌われている。
胆振東部地震5年 未来への思いを校歌に 安平・早来学園 AKB「365日の紙飛行機」作曲者に制作依頼:北海道新聞デジタル https://t.co/c6KVYDGMMN
— まいける@北海道滝川市 (@k_maeike) September 8, 2023
子どもたちがアイドルグループAKB48の「365日の紙飛行機」を、歌って
地震後の不安な日々を乗り越えたことから、作曲者に制作を依頼してできた校歌。
被災地の子どもの心に寄り添う応援歌になっている。
365日の紙飛行機 歌詞
動画
早来学園の大アリーナで7月25日に行われた終業式。
1~9年生約300人が、穏やかなメロディーに乗せて、
安平町の豊かな自然や盛んな酪農の姿を後世に伝える決意とともに、
喜びや悲しみもいつか輝きになると訴える校歌を合唱した。
5年の宮越煌成(こうせい)さん(10)は「安平らしくて好き」とほほ笑んだ。
作曲したのは、「365日―」の2人いる作曲者の1人青葉紘季さん(46)。
歌が苦手でも覚えやすい曲調で、青葉さんは「卒業して町を離れても、
口ずさんでもらえる歌になってほしい」と願う。
早来学園は、地震で外壁が崩れる被害を受けた早来中の再建に合わせ、
早来、安平、遠浅の3小学校を統合して開校。
校歌は、町内の教育関係者らによる
開校準備委員会が2022年1月ごろから検討していた。
「365日―」の作曲者への依頼は、
地震の際に認定こども園「はやきた子ども園」の園長で、
準備委員会委員だった井内聖さん(49)が提案した。
「365日―」が、被災して沈む子どもたちを励ましたからだ。
余震や避難生活の影響で、園児たちは当時、精神的に不安定になり、
大声で走り回ったり、保育士から離れなかったりした。
地震から約3週間たった時、「365日―」を合唱。
人生を紙飛行機にたとえ、前を向いて進み、
結果よりも過程の大切さを訴える曲を歌うと、園児の表情が和らいだという。
現在は早来学園5年の上田あかりさん(11)は
子ども園の「お泊まり会」で、寝ていた時に地震に遭った。
車で迎えに来た母親と帰宅中、建物や道路が壊れた町並みに衝撃を受けた。
母親が経営するカフェの2階が崩落しているのを見て、
涙が止まらなかった。
家族にけが人はなかったが、地震が怖くて
1週間は車で母親や妹と寝泊まりした。
だが、「『365日―』をみんなで歌うと1人じゃないって思えた。
心の支えになって、今も大好きな思い出の曲」と語る。
その後も、上田さんら園児たちは音楽の時間や卒園式などで歌い続けた。
井内さんが青葉さんの交流サイト(SNS)を見つけ、
開校準備委員会が校歌の作曲を依頼するメールを送信。
青葉さんは、自分の音楽が園児の支えになっていたことに喜び、
作曲を快諾し、音楽仲間で札幌出身のバンド
「TRIPLANE(トライプレイン)」のボーカル江畑兵衛(ひょうえ)さん(44)を
作詞者として紹介した。
江畑さんは、地震発生の翌月に札幌で募金を呼びかけるライブを行っていた。
青葉さんと江畑さんは、昨年7月から安平を5回ほど訪問。
被災した早来中校舎や建設中の早来学園を見学し、
子どもや住民と交流してイメージを膨らませ、今年3月に完成させた。
青葉さんは「僕が経験したことがないような地震を経験した皆さんに、
喜んでもらえるものをと必死だった」という。
江畑さんは「壁に当たった時、この歌を思い出し、
頑張ろうって思ってもらえたら」と語る。
井内さんは、初めて校歌を聴いた時、涙があふれた。
「『365日―』と曲調は違うけど、寄り添ってくれる優しさは一緒」。
5年分の思いがこみ上げた。
学校行事で歌い、給食時に校内放送で聴く上田さんは
「地震の記憶も含めて、安平のことがたくさん詰まった歌。
ずっと忘れないと思う」と話している。
校歌は安平町のホームページで聴くことができる。
(本田みなみ)
という事でまず、安平町立早来学園の校歌 歌詞
早来学園校歌 #早来学園校歌 https://t.co/3t8EWNGv8s @YouTubeより
— まいける@北海道滝川市 (@k_maeike) September 7, 2023
まず、動画 安平町公式版
作詞を手掛けた江畑兵衛さんの 歌唱のもの
札幌市を拠点とする アイドルグループ タイトル未定さん 歌唱のもの
あと、作曲者と作詞者のことについてと
この歌詞についての私の感想は、後ほど乗せます