バスマガジンWEBに乗っている記事ですが

 

地域や需要によってけっこうバラつきがあるってマジ? 

路線バスの「初乗り運賃」ってどうやって決まるの?

2023.07.09

この画像は、2018年4月もので、この時は、初乗り運賃は190円でした

 

バスやタクシーなどの公共交通機関には、

最も短い区間を利用した際の料金となる「初乗り運賃」が

決められている場合が多い。

バスの場合は均一運賃の路線を除いて、ということになる。

さてこの初乗り運賃、全国的に見て、金額に大きな差はあるのだろうか。

 

 

北海道から沖縄まで、日本全国で活動している

バス事業者100カ所をランダムに選んで、

それぞれの初乗り運賃を調べてみることにした。

基本的に区間や距離に応じて運賃が上がっていく「対キロ区間制」の、

最初の運賃を対象にしている。

 

 調べ始めてすぐに、

ひと口に初乗りと言っても統一されているわけではなく、

意外にも同じ事業者でも路線ごとにバラバラだと分かった。

その場合は金額が低いほうを選んである。

 

 事業者によっては、対キロ区間制の初乗り運賃よりも安く設定した、

特殊区間を設けていることがある。

事業者公式の運賃表などに特殊区間と明記している運賃は、

今回の対象から外した。

差が生じるか同額か?! 全国初乗り運賃調べ

 2023年6月現在のデータを基に、

各事業者が営業している地方ごとにブロック分けして、

初乗り運賃が安い順に並べてみた。

各地で運賃に大幅な差が出るのか、大体似たような金額になっているのか、

結果はいかに!?

 

 

■初乗り運賃=だいたい清涼飲料水1本分?

 特殊区間を除いて運賃が均一になっている事業者も7箇所あり、

それを差し引いた93事業者分では前述の結果になった。

単純に金額だけで言うなら、最低100円~最大220円と、

2倍以上の開きが見られる。

初乗り運賃は事業者が勝手に決めて良いものではなく、

国に届け出た上で、国が定めた上限値を超えないように金額を決めている。

 

 しかも上限MAXの金額を適用することはほとんど無いため、

最高値の220円の場合でも安めに設定してあるはずだ。

100円となれば相当な努力が窺い知れる。

 

 公共交通機関が運賃の値上げを届け出ると、

決まって引き合いに出されるのが初乗り運賃だ。

「初乗り」は、どちらかと言えば実際に利用する時よりも、

値上げ時の目安として使う機会のほうが多い気がする。

 

 上記の中にも、近日中に運賃の値上げが発表されている事業者も

いくつかあった。

しかしながら、全国の初乗り運賃を平均値で見ると

今のところ100円台をキープしている。

短距離で利用する限り、路線バスはまだまだ

リーズナブルな乗り物という印象だ。

 

 ちなみに初乗り運賃が適用される区間の距離はどれくらいまでかと言えば、

こちらもバラバラ。一般的には2㎞くらいを目安にしているようだが、

均一運賃や特殊区間ではない路線で、5~6㎞程度まで

初乗り運賃が続く事業者もあった。

 

 

ということで、

ちょっと、調べ方が悪いのか、一部違いますね

 

まず、北海道中央バスですが

札幌市外・小樽市内へ行く路線は、対キロ運賃ですが

札幌市内(手稲区を除く)は210円が初乗り運賃

小樽市内は、220円が初乗り運賃

それ以外(手稲区を含む)は、200円が初乗り運賃です

グループ会社の空知中央バスは、190円が原則ですが

滝川市内の、滝川駅前~滝の川町西2丁目は、200円

旭川市内は160円

 

ニセコバスは160円

 

JR北海道バスは

札幌市内(手稲区を除く)は210円が初乗り運賃

小樽市内は、220円が初乗り運賃

手稲区は、200円

日高地区は 170円

長沼地区は 180円

江別市内は、180円

北広島市内は、180円

深名線(深川~幌加内~稲川商店)は140円

(名寄)市立謬院~名寄駅前は150円

 

旭川電気軌道・道北バスは160円

旭川市内特殊区間は180円

 

などです

 

あと、都心部に、100円区間などにしている会社もあると思いますね