清瀬コミュニティーバスに「EVバス」導入へ スマホ・家電への電源供給も

2023.02.23 北多摩経済新聞 みんなの経済新聞ネットワーク

清瀬市がコミュニティーバス「きよバス」にEV車両を導入する。

渋谷桂司市長が2月22日、来年度の予算案に関する記者会見で発表した。

 

 

 

現行の「きよバス」車両

 

 導入について、渋谷市長は

「温室効果ガス排出削減や市民への環境意識の啓発が期待できる」としたうえで、

「非常時は、バッテリーを利用して

スマートフォンや家電等への電力供給も可能」と話す。

 

 市は、現在運行中の3台のうち1台をEVバスに切り替える計画。

2024年2月の運行開始を予定する。

来年度の当初予算案で2,700万円を計上し、

自治体が電気自動車などを路線バスに導入する費用のうち

3割を支援する総務省創設の制度も活用する。

 

 コミュニティーバスのEV車両導入は、

多摩26市の中では八王子、羽村市に次いで3番目となる。

「きよバス」は、市内の野塩・中里地区の公共交通の不便を解消するため、

2009(平成19)年1月に運行開始。主に西武池袋線清瀬駅と同秋津駅を結ぶ。

 

 

清瀬市役所公式ホームページに乗っている内容です

 

 

清瀬市のコミュニティーバス「きよバス」について

 

運行ルート

運行ルートは清瀬駅と秋津駅を結び、

清瀬駅北口を起点として緑蔭通り・志木街道を経由し清瀬駅南口に至るルートと

清瀬駅南口を起点とする逆ルートを運行します。

 

清瀬駅北口発清瀬駅南口行(緑蔭通り・志木街道経由)乗降場所は2番

清瀬駅南口発清瀬駅北口行(緑蔭通り・志木街道経由)乗車は1番、

後者は2番

緑蔭通り経由(ルート図参照) 往路9.30㎞、袋9.4㎞ 停留所27か所

志木街道経由(ルート図参照) 往路6.95㎞、袋7.05㎞ 停留所20か所

 

 

時刻表

清瀬駅北口発は毎時30分発、清瀬駅南口発は毎時20分発です。

運行時刻表(全停留所)

 

利用料金(均一利用料金)

※令和元年10月1日から運賃が改定され、

また、交通系ICカードがご利用頂けるようになりました。

大人(中学生以上)現金180円(IC178円)

子ども(小学生)現金90円(IC89円)です。未就学児は無料で乗車できます。

1,000円で6回乗車(8%引き)できる回数券をご利用ください。

回数券は90円券が12枚綴りになっています。

大人は90円券を2枚使用で1回ご乗車いただけます。

回数券は、バス車内及び西武バス清瀬駅案内所で販売しています。

これまでの150円の回数券は、差額30円を現金でお支払いでご利用頂けます。

障がい者の方は、乗車時に障がい者手帳を提示していただきますと

大人(中学生以上)現金90円(IC89円)(介助人も同額)、

子ども(小学生)現金50円(IC45円)となります。

株式会社ミライロが提供するスマートフォン向け障がい者手帳アプリ

「ミライロID」を手帳の代わりに提示していただいても割引が受けられます。

 

定員は34人(運転手を含む)で座席数は12人です。

車いすの方は、車両の後ろの出入口をご利用いただけます。

 

運行は西武バス株式会社が行います。

 

注:災害や荒天時等、運転を見合わせる場合がございますので、ご了承ください。

 

問い合わせ

道路交通課交通安全係 電話番号042-492-5111

西武バス新座営業所 電話番号048-481-2525 お忘れ物等の問合せもこちらになります

 

ウィキペディアに乗っている記事ですが

清瀬市は、野塩、下宿、下清戸に広がる

交通不便地域の解消を図るために、2000年度から調査や

コミュニティーバス導入検討委員会の立ち上げ等を行い、

コミュニティーバスのあり方や運行路線などについて検討を行ってきた。

その結果を踏まえて、道が狭く既存のバス路線の延長等が難しい野塩地区について

コミュニティーバスを導入する方向性を決定した。

 

コミュニティーバスの運行が決定すると、2006年8月には愛称の募集を開始した。

応募総数は214件であったが、その中から2006年12月に「きよバス」という名前を

選定した。

なお、ロゴ等については清瀬市がデザインの専門家に依頼して作成した物である。

また、運行に先立ち12月19日、20日、21日に、地元住民に対して住民説明会を開催した。

 

その結果、2007年1月20日に2系統の運行を開始することとなった。

運行開始当初から清瀬市は事業者に運行委託金を支出しており、

その額は2007年度、2008年度ともに27,058,000円となっている。

 

運行開始直後の2007年1月は約180名であったが、2007年8月には約260名となった。

 

2019年10月1日にPASMOおよびSuicaの利用が可能となった。

 

 

という事で、関東地区の多くの自治体で

コミュニティーバスを運行していまして、

SDGs(エスディジース・持続可能な開発目標)の推進になるという事ですね