北海道新聞に乗っている記事ですが

 

北電、砂川と奈井江の火力発電所廃止 27年3月末で

2022.04.24 21:00 北海道新聞

 

北海道電力 奈井江発電所

北海道電力 砂川発電所 2つとも NHK NEWS WEB 北海道

 

 

 

 北海道電力は24日、道内炭を燃料とする

空知管内奈井江町の奈井江火力発電所1、2号機(総出力35万kW)と

砂川市の砂川火力発電所3、4号機(総出力25万kW)を、

2027年3月末で廃止すると発表した。

老朽化に加え、非効率な石炭火発を30年度までに段階的に休廃止する

国の方針に対応するため。

生産量のほとんどを燃料として両火発に納入している空知管内の

採炭業者は今後、採掘を終了する見通しで、地域経済への打撃は避けられない。

 

 奈井江火発は道内最古の火力発電所。

1号機が1968年、2号機が1970年に稼働したが、老朽化で2019年から休止中だ。

砂川火発は3号機が1977年、4号機が1982年に運転を開始した。

両火発が廃止されれば、北電の石炭火発は海外炭を

使う苫東厚真1、2、4号機のみとなる。

 

 勤務する社員は計約70人で、協力会社も含めると計約100人。

廃止後の処遇や跡地の活用法については未定で、

北電は「砂川市や奈井江町と協議していく」としている。

両火発に納入している採炭業者は空知管内の6社あるが、

廃止方針を事前に説明し、理解を得ているという。

 

 北電によると、電力の供給余力を示す予備率は、

安定供給の目安とされる3%を大きく上回る約30%を確保している。

休止中の奈井江火発を除けば、27年度から供給力が減るのは

砂川火発の25万kW分。

道内電力需要500万kWの約5%に相当するが、

30年と35年に石狩LNG火発2、3号機の稼働を控えていることや

再生可能エネルギーの導入拡大で補えることもあり、

北電は「電力の安定供給に問題はない」としている。(合津和之)

 

奈井江発電所には、とある団体の見学会で、

おおよそ10年前に中に入ったことがありますが

この時に、もう古くで、いろんなところを直し直し、動かしていました

 

それで、この2か所の、記事にも載っていることですが

発電所は、石炭で発電しているのですが、その石炭は、露頭掘りと言って、

がけや、地面を、爆薬などで爆破して、それを、発電所に運んでしました。

北海道庁 石炭露頭掘りについて

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/fs/5/2/4/7/1/1/8/_/R3tankou42.pdf

その石炭露頭掘をやっている会社1つ、砂子組さんの動画

音声はありません

 

 

 

 

実は、夕張に大きな石炭の大きな、石炭の層を、見つけたのが始まりで

その後、地下深く掘る坑内掘りが多くなりましたが

石炭が、使わけなくなったのと、費用がかかりすぎるので

細々と、露頭掘りだけでやっていました。

 

確かに、時代の流れなのかも知れませんが

私が住んでいます、北海道空知管内の発展した理由のひとつですが

残念なことですね

 

北海道電力 プレスリリース

奈井江発電所および砂川発電所の廃止について

 

2022年6月24日

 当社は、奈井江発電所1,2号機(休止中)および砂川発電所3,4号機について、

設備の経年化が進行していること、またカーボンニュートラルの実現に向けた

非効率石炭火力フェードアウトへの対応を考慮して、2027年3月末をもって廃止することとし、

本日、電力広域的運営推進機関に「2022年度供給計画」の変更届出書を提出いたしました。

 両発電所は、運転開始から長きにわたり北海道における電力供給の一翼を担ってまいりました。

地域の皆さまをはじめとした関係する方々に支えられたことによるものであり、

厚くお礼申し上げます。廃止までの間、引き続き安定運転に努めてまいります。