日刊スポーツ に乗っている記事ですが

 

売上減の百貨店&タクシーで「御用聞き」買い物代行

2020.10.25 08:00 日刊スポーツ

空車のタクシーを利用した買い物代行サービスを開始する松屋銀座

 

百貨店がタクシー業界とタッグを組み、

新たな新型コロナウイルス対策を打ち出した。

松屋銀座(東京・銀座)は「チェッカーキャブ無線協同組合」

(44社加盟、約3,200台)と提携し、

買い物代行サービス「松屋御用聞き」を11月4日から始めることを決めた。

 

 

コロナ禍で「おうちごはん」の機会が増え、食材需要が見込まれるが、

今後の感染動向では再度の外出自粛の可能性も否定できない。

また、百貨店業界は今年3月以降、売り上げが前年同月比20~70%も減少。

タクシー業界も同様で、チェッカーは緊急事態宣言中、

前年比50%以下、現在も同70%程度の稼働だ。

 

どちらの業界も厳しい対応を迫られる中、

「生鮮品の提供」「空車利用」という互いの利点を生かした新ビジネスだ。

 

松屋銀座には今年5月の営業再開後、

顧客から「品物を送ってほしい」との問い合わせが1日に約30件寄せられたこともある。

そこで、タクシーと連携したサービスを検討。

今月からタクシーによる食料品などの運送が認められたこともあり

サービス開始を決めた。

 

目標は1日10件。

対象は東京23区内で、生鮮食料品12点、店に当日午後1時までに注文すれば、

午後3~6時に配達される。

クリスマスシーズンはオードブルやスイーツの配送も視野に入れ、

来年2月末までに1,000万円の売り上げを目指す。

配送料金は5㎞2,750円(税込み)から。依頼者のタクシー同乗は認められない。

チェッカーは、他の百貨店から同様の依頼があった場合も「

前向きに検討したい」と、している。

 

同様の取り組みではJR東日本が8月、

東北新幹線の客席を利用して宮城県産の鮮魚類をテストケースで輸送した例もある。

【赤塚辰浩】

 

チェッカーキャブ無線協同組合プレスリリース

チェッカー無線と松屋銀座店が新しいサービスをスタート!

http://www.checker-cab.co.jp/pdf/20201022.pdf

 

このニュースは、日本テレビのヒルナンデス!の番組後半の

ニュースコーナーで報道されたのと

 

朝日新聞デジタルに乗っています