北海道新聞に載っている記事ですが
札幌大通東1再開発 高層ビル29年度にも 総事業費500億円超
2018.08.10 23:57 北海道新聞
北海道中央バス札幌ターミナル
周辺地図
整備後の地図
札幌市中心部の中央区大通東1街区の再開発で、
市と地権者の北海道電力や北海道中央バスなどが、
早ければ2029年度に高さ120mを超えるビルを整備する「推進計画」をまとめた。
ビルには北電本店やホテル、オフィス、商業施設、バスターミナルなどが入る想定で、
総事業費は500億円超を見込んでいる。
30年度末予定の北海道新幹線札幌延伸や30年の冬季五輪招致をにらみ、
29年度を目標とした。創成川東側にそびえる新たなランドマークになる。
街区は1・5haで、現在は北電本店、中央バスの札幌ターミナル、劇団四季の劇場がある。
札幌市は年内に地権者らに再開発準備組合を設立するよう求めており、
推進計画は準備組合が建設計画をまとめる際のたたき台になる。
施設計画は2案を示した。
29年度末までに整備するとした有力案は高さ123m、地上26階地下2階、
延べ床面積9万6700㎡で総事業費530億円。
もう一つの案はオフィスを増やし、高さ143m、地上31階地下2階、
延べ床面積11万200㎡で総事業費590億円。
規模が大きいため、環境アセスメントが必要で、完成を31年度末と見込んだ。
ビルは街区の北側に建設し、創成川に面する西部分にホテルと商業施設、
東部分にオフィス棟やバスターミナルなどを整備する。
街区南側にはイベントなどが開ける広さ5,000㎡の広場をつくり、
大通公園との連動を図る。(松本創一)