このブログはオーケストラ・吹奏楽や楽器のことについて投稿することが多かったです。
食べ物や飲み物について、鉄道や飛行機について投稿したこともありました。
私は余りこのブログには仕事関係のことについては投稿しておりませんでした。
2025年1月に人生が変わりましたので、今後は仕事関連の投稿の割合が増えていくのではなかろうかという予想もあります。
会社や事業を経営しておりますと、自分の会社や事業に関する名刺とホームページを作ることがあります。
ホームページまで話を広げますと書くことが多くなりそうなので、今日は名刺について思うことを書きます。
私も事務所をしていた頃は、簡単ではありますが自分の事務所の名刺を持ってました。それも場面に応じて数種類。
そこで以前から疑問というか、不思議に思っていることなのですが。
一般のお客様向けの名刺に、ご自身が取得された資格をズラーっと記載している方々がおられることです。
しかも事業と関係がなさそうな資格を含めて、、、
例えば一般のお客様向けの名刺ならば、事業内容や事務所住所、電話番号、メールアドレス、URL、取扱業務に関連する、取扱業務に必要な資格名。(例えば行政書士、税理士、司法書士、等々。)を記載すれば良いと思うのですが。
名刺に取扱業務に関係なさそうな資格をズラーっと記載することで仕事が増えるのでしょうか。
私は名刺には事業を行う上で必要最小限の資格しか記載しませんでした。
お客様からすると、ご自身が依頼したい仕事に関係のない資格を並べて書かれたところで「この人は関係なさそうな資格をたくさん持っているからきちんと仕事をしてくれる」とは思わないでしょうから。
確かに研鑽は重要です。しかし資格をたくさん取ったから仕事が増えるわけではないと思っております。
このブログでも時々投稿してたのですが、私も毎年資格の勉強をしております。(受験するか否かは別、合格するか否かは別。)
それは「お客様が必要であろう資格や技能を自分自身も取得したり、勉強したりしておこう」という考え方からです。
幸いにも合格する年がありました。しかし私は自分自身の事業に直接関係ない資格の有無まで、名刺とHPには載せませんでした。仕事をする上では(私のお客様には)必要ない情報だからです。
それから資格によっては「3級」「1級」等の等級が付いている資格があります。資格によっては1級ではなく、たとえ2級や3級であっても仕事をする上では重要な資格である場合があります。一方で2級や3級はさほど難しくなく、それほど重要ではない場合もあります。
そのそれほど難しくなくてあまり重要でない2級や3級の資格まで名刺やHPに載せている人を見かけます。
「未だ私は1級を取ってません」と宣伝しているようなものです。書かない方がマシです。
単なるご自身の自己満足のようにしか見えません。そんな書き方をしている人に多いのは見るからに仕事出来ない人でした。ただし御一人を除いて(←これはマジ。おそらくこの方は経営が軌道に乗ってから資格一覧を掲載されたのでしょう。)
私も2級とか3級止まりの資格を持ってます。1級は私にとってはとても難しくて手が出ないのです。また1級を取りに行く時間や気力がないのです。でもわざわざ「2級◇◇」とか「3級△△」とは載せなかったです。
さて一方で自分の所属団体のメンバー向けのHPや紹介サイトでは、取得資格を多く掲載することは効果があると思うんです。
「この分野をよく知ってそうな同業者はどこに居るのだろうか」、、、という場面で効果があると想像します。
仕事仲間というか同業者へのアピールには良いと思うんです。
そういう理由で一般のお客様向けの名刺と、士業者間で配る名刺を変えるのもひとつの選択肢かもしれません。
名刺印刷代が倍かかりますが、そのような工夫もひとつだと思います。
今日は文字数が進みましたのでこの辺で失礼します。