昨年12月と今年5月に豊中で演奏会がありました。
この2回の演奏会でチャイコフスキー作曲の三大バレエ組曲を全部、シベリウス作曲「フィンランディア」、グリーグ作曲「ペールギュント組曲」を演奏しました。
実は昨年12月の演奏会後、今年の初めころの投稿で、有名曲や演奏経験豊富な曲目を演奏することは、大変難しく、ナメテかかると大変な目に会う、ということを書きました。
以下『』内は、その投稿を引用します。
『なぜでしょうか。私の予想では、曲を知っているならば、曲の仕上がりは早いはずなのです。
演奏経験があるならば、ある程度色々なことを覚えているはずなのです。
実は自分自身の反省点でもあるのですが、知っている曲だから、演奏経験があるから、といって最初の譜面読みの時に、自分の記憶を疑ってかからなかった点があります。
それから色々なCDが発売されていますので、団員各々が色々なCDを聴いた経験があるのです。
つまり団員各々のテンポ感覚や音量の感覚や音の処理の感覚が異なってしまうのです。
今後有名曲や演奏経験がある団員が多い曲目を演奏する際には
1、譜面読みの際には、記憶を疑ってかかること
2、団員各々が過去に経験した(聴いた、演奏した)曲想は、団員の人数分存在し、バラバラである。
3、よって団員各々が過去の経験のみに基づいて合奏していたのでは、いつまでも曲がバラバラのままである。
ということを念頭に練習する必要があると思いました。』
さて5月の演奏会でフィンランディアとペールギュント組曲を演奏しました。
これらも有名曲であり、多くの団員が演奏経験がありました。
私は気を付けていたせいか、昨年12月の三大バレエよりは仕上がりは良かったと感じております。
さて次回2016年1月の演奏会では、ラフマニノフの「交響曲第2番」を演奏予定です。
私は今回で4回目です(^_^;) 過去に1番・2番・1アシを各々1回ずつ経験です。しかし忘れている箇所が多々あります。
「スコアは昔の物を使おう」と思いましたが、止めました。新しく買います。
なぜか。指揮者も所属楽団も違います。たぶん私の個人的気分も違うでしょう。
初めて演奏する曲目だと思って取り組みたいです。よって買い直します。