


福祉の里に行ってきました。2時から3時までの1時間のボランティアです。
童謡は誰でも、ボケている人も上手に歌います。子供のころの思い出がよみがえり身体まで若返ります。
今日はインフルエンザが流行っているそうなので特にたくさん歌わせることにして、私のおしゃべりは少なくしました。童謡を歌わせる目的は、たくさんの呼吸をして、たくさんおなかを使って、たくさん思い出させて免疫力をあげることです。
身体の不自由な人が三々五々に車椅子で集まってきます。そのほとんどが認知症の人です。中には歌詞の書いたパンフレットが読めない人や手が不自由でもてない人などさまざまです。
残された機能を保つためにいろいろなボランティアが入っていますが、私は童謡を自分で編曲してCDに落として使っています。
今日歌った童謡は
「証城寺のたぬき囃子」「あの町この町」「赤い靴」「鯉のぼり」
「歌の町」「あの子はたあれ」「雨降りお月」「おぼろ月夜」「夏は来ぬ」「花嫁人形」「鞠と殿様」「みかんの花咲く丘」「茶摘み」「雨」
「からすの赤ちゃん」「かわいいかくれんぼ」「汽車ポッポ」「汽車」
「こいのぼり」の19曲です。
鯉のぼりは二つありますが「甍の波と雲の波」と「屋根より高いこいのぼり」です。童謡には「汽車」のタイトルがつくのが三つあります。「汽車汽車ポッポポッポ シュッポシュッポ」「今は山中今は浜」の二つを選びました。
童謡が終わるころにはみなさん暑くなる人や顔色が良くなっている人が増えてきます。免疫力が上がっている証拠ですねぇ。
童謡は4世代が歌える歌で世界でも他にないのです。子供には情緒の安定、老人には若返り、いい事ばかりです。
みなさんも試してくださいね。