これから寒くなって風邪をひいてるマイミクさんもいるようなので鼻呼吸と口呼吸について書きたいと思います。
哺乳類は人間以外は鼻呼吸なのです。人間も1才までは鼻呼吸なんですよ。だから赤ちゃんをお持ちのかたには赤ちゃんが自分から放すようになるまではおもちゃの乳首を与えてもらいたいと思っています。これが鼻呼吸の癖をつけるのには良いことだと思っています。無理やりにはずしてしまうと口呼吸を覚えてしまいます。
口呼吸は私は病気の一番の原因だと思っています。
口で呼吸をすると肩があがります、鼻で呼吸をすると肩があがりません。歌の面からいえば肩があがると喉の周りの筋肉に力が入って自分で首を絞めながら歌っているようなもので、喉声で歌う因になります。
口呼吸をすると直接外気が入ってきますので乾いた空気が喉を刺激して喘息などのきっかけを作ってしまいます。それが鼻から空気を吸うと粘膜などで柔らかな刺激の少ない湿気がある空気を吸うので呼吸するのには優しいのです。
口呼吸をすると細菌やウイルスが直接体内に取り込んでしまいます。鼻呼吸にすると鼻毛や粘膜のフィルターがあるので体内には入り込みにくいのです。
鼻呼吸は口呼吸にくらべて沢山の空気が取り込めます。
私の通っている老人施設ではインフルエンザなどが流行り出すと歌の時間を増やしています。歌を歌うと免疫力があがるのです。去年も歌のレクレーションを増やすことで一人もインフルエンザの患者が出ませんでした。
歌を歌って免疫力があがるのは何故か?
まず楽しいと思っていると免疫力があがります。鼻呼吸で大量の酸素が心臓から末端まで送り出すから細胞が活性化して免疫があがります。
鼻呼吸にすると勝手に腹式呼吸になります。おなかが動くのでヘソの裏にある臓器を刺激するので自分で丹田の指圧やマッサージをしているのと同じです。
鼻呼吸で免疫力をあげましょう。