そんなわけで、今回も思い付きで北陸新幹線の敦賀開業1番列車を撮りに行っていた召使1です。

最初は「天気がいいから福井駅にブルーインパルス撮りに行くか」と「福井鉄道のドイツ製路面電車レトラム見てみたい」があって、「どこでブルー撮るか?」を探してる間に、よくよく考えてたら「どこかで北陸新幹線撮れないのか?」と発展して、辿り着いたのは「敦賀始発の北陸新幹線1番列車って撮れるんじゃないのか?」となりました。

じゃぁ、どこ?ってのが敦賀延伸開業前なのにすでに敦賀ー金沢間の撮影地をUPしてくれてる方がいたので、「撮りたい絵としてアクセスも考えると、もうここしかない」と思うところへ。今回も深夜、鹿の飛び出しを恐れながら車を運転し(物凄い立派な角してた逃げない鹿をよけたりしましたが)、真っ暗闇の始発1時間前には到着。

そして2024年3月16日午前6時19分頃、日の出を過ぎても太陽は山の向こうで陽もあたらない環境でしたが、目の前を北陸新幹線敦賀延伸開業上り始発1番列車「かがやき502号」がタイフォンを鳴らして通過していきました。

んー、露出不足ですが、雰囲気は出てるかな。昔のカメラでは絶対に流すしか撮れないような環境でしたけど、ここまで撮れるとはな。この後、福井駅に向かうのに何時まで粘ろうか迷いながら、とりあえず金沢から敦賀への下り1番列車を待つことに。

下りは撮りにくい場所ですが、架線柱の間を縦に切り取ってなんとか「つるぎ1号」を撮って、結局、上り2番列車まで撮って福井へ向かうことに。福井市内まで車で行くのはリスク大と判断して、福井鉄道の無料駐車場を利用することにして北府から鉄路移動して、8時半過ぎに福井駅に着くと、もう駅前もコンコースも多くの人で賑わっていました。すでにコンコースには2時間前の福井駅出発式が号外で伝えられてるって、凄い時代やな。新聞紙じゃないコピー用紙みたいなのに印刷されて配られてました。

コンコースは東京からの1番列車お出迎えで凄い列線が出来ていて「誰か来るんです?」と周りに聞いてみるも「誰が来るのか知らないけど皆並んでるので」みたいな、日本人らしさを感じられますな、こういうのは。

福井商業チアリーダー部JETS(映画「チアダン」のモデル)の生徒さん達も配りものしてて「おおっ!JETSや!」(午後に観覧します)と感動してると、TV生中継の出番の為に移動していた中丸くんとすれ違いました。今回福井駅で見たのは、他に稲田元防衛大臣(福井1区でこの式典に来てた)くらいか。今の自民党裏金問題もあって、誰1人近寄ってもなかったけど。

福井駅東側の屋上は新幹線ホームと同じ高さの展望台になっていて、ちょうど東京からの1番列車の到着を待つイベントしてたようです。賑わい過ぎて写真撮るには辛い環境でしたけど。

そして東京からの下り1番列車「かがやき501号」は分かりにくいですけど、地味にカニを加える恐竜さんのバックで。この「恐竜で福井を盛り上げよう」ってひたむきな努力が凄いな。そんな北陸新幹線敦賀開業の福井駅でした。この後、レトラムやブルーなどは追ってお伝えしたいと思います。んじゃ。