そんなわけで、スペースシャトル最後の打ち上げ以来のLIVE中継でH3ロケット打ち上げ中継を見届けた召使1です。
療養期間を真面目に最後まで遠征我慢して、JAXAの中継見ながら無事に歓喜の拍手を送ることが出来て良かったです。関係者の皆様、おめでとうございます。これからも頑張って下さい。
さて、じゃぁお祝いに2002年2月4日11時45分、種子島宇宙センターから打ち上げされたHⅡAロケット試験機2号機の撮影記を久しぶりに少しお送りしたいと思います。たぶん10数年前に1回書いたような気がしますが、まぁ、覚えてる人居ないと思うし。ミラマーの続きは、この後から再開したいと思います。
えっと、これは種子島の中はもう関係者でいっぱいで宿もとれず、飛行機仲間の男2人でレンタカーで寝泊まり2泊するような遠征になり、しかも強風による予定日の打ち上げ順延が前日22時過ぎにやっと発表されて「このまま順延が続いたら、いつまで滞在する?」と言いながら1日順延しただけで飛んでくれました。でも順延されたので宇宙センターの中をメディア見学場所とか、固体ロケットブースター燃焼試験場で前のHⅡロケット用ブースターの残骸も触れたしな。順延は1日だけで済んだので、夜中23時頃から射出場に運ばれるロケットを見に行くことも出来ました。
周りに一般の方も関係者も見かけませんでしたけど「どこまで入れるんや?」と言いながら規制無いところで充分に見れたので、夜中でしたけど満足したな。写真は、アルバムの上からスマホで撮ってるので、いろんなのが反射してますけどね。で、打ち上げ観覧場所は、いくつかある中で「宇宙が丘公園」へ。カウントダウン放送も仮設スピーカーから流れてここで良かったかと。
カメラは2台持っていって、メインにEOS3に400mm、サブにEOSKiss2に200mmだったかな?打ち上げの瞬間は使わなかった脚立にKiss載せてカウントダウン8秒前くらいに10秒タイマー使って撮ったのが上の写真。そしてメインの400mmの手持ちが下です。アルバムをスマホで撮る限界あるので、元のポジフィルムはもっと解像してます、一応。
ロケットの写真は、その光源があまりにも強過ぎるので露出が通常の写真では全く当てはまらないと言うのを調べていったので、AEBをプラマイ2程度かけて高速連写(当時EOS3に中古のパワードライブブースター付けてフィルムなのに6枚/秒)して撮りました。これも周辺光量が減ってるような感じしますけど、ロケットの炎がとんでもなく明るいので、こうなったなぁ。
天気は文句ないSKCでリフトオフ110秒後の「固体ロケットブースター分離(上空53km)も見れるんじゃないの?」と追い続けましたけど、よく判らなかったな。そんな22年前のロケット打ち上げでした。ちなみに、この種子島遠征の一番の思い出は、この打ち上げでもなく種子島空港のYSでもなく、帰路の築城基地や岩国基地でもなく、最終日に襲われた食中毒が強烈にツライ出来事でした。んじゃ。