そんなわけで、今回の入院手術は局所麻酔だったので手術中のドクターの会話も全部聞けたのですが中には不安になる言葉もあって後でドクターに会話内容確認してた召使1です。

何かで「切れた」と言う会話があって、それが体内の神経なのか筋肉なのか血管なのか怖かったのですが、医療器具の部品だったと言うことで、ドクターも「不安与えてスミマセン」と謝られましたけどね。

さて、いよいよノーフライトだった20年前のサンダーバーズも三沢へお帰りです。1番機から順にタキシーアウトが始まりました。あっ、結構明るく見えてますけど、今回の掲載にあたり、バーズの写真は全部フォトショップで整えてますので、実際はもっと暗かったです。皆が諦めるくらいの空でしたから。

やっぱりF16もF2も、よく地表の水を吸い込むよね。あれがエンジン性能にどんな影響があるのか知りませんけど、日常の光景なので問題無いんやろな。土砂降りでも戦時は飛ばなければならないんだし。

2番機が転がってきましたけど、左翼から溜まってた雨が流れてますね。もうこのタイミングは、みんな少しでもいい1枚を撮ろうと身を乗り出してたので、隙間から人が入らずにクリアにタキシング撮れたのは数枚だけでした。多くがファインダーの左側に頭や帽子やカメラが写り込んでましたので。

4番機の前輪が水たまりをヒットです。なんで縦カットかと言うと、横カットはもうどう頑張っても人が入ってしまって、隙間からクリアに写真を撮る為の苦肉の策だったのを思いだしたな、もう20年前のことやのに。縦の分、撮影チャンスは極僅かでしたけど、この角度なら縦でもいい絵になる自信はあったので、結果OKです。

パイロットの皆さんは、ちゃんと手を振ったりポーズしてくれたりしてましたけど、そんなのよりワンタイムアクロを願ってたのを思い出すなぁ。ストレートに上がって帰ってしまうのか、すぐに雲に隠れたとしてもハイレートくらいの角度で引き上げてくれるとか、何かしら「見せ場」を作ってくれないか、タキシーアウトする機体を見ながら祈ったよなぁ。そんなバーズの最後は、また次回に。んじゃ。