そんなわけで、どこに行くことも無く3連休を終えようとしている召使1です。

ま、次のイベントまで待機です。どこ行くにも何をするにもお金かかるしな。で、最期に行ったイベント後編です。

やっと饗庭野分屯基地の高射砲部隊の地対空防衛システム「ペトリオット」の訓練展示です。戦車体験搭乗への向かい道に待機していた車両群が会場に入ってきました。

最初に入ってきたのがレーダー装置。その次も、アンテナとか電源車とかミサイルとかが次々と会場に入ってきます。有事の際は、こんなのが市中で見られるのかもしれませんが、見ずに平和な世界のまま人生を終えたいもんやな。実際に、こうやって日本中を守れるように日々訓練してもらってるわけです。

あっと言う間に各システムが接続されて、すぐに電源車が黒煙を上げました。最初のレーダー車が入ってきてから、ここまで7分ほど。自動で動くところもありますが、見てると結構人力による手動操作もいっぱいありました。アンテナは何かハンドル回して畳まれてたのを垂直に立ち上げてました。

準備整うと整列。これで実働配備完了です。たったの12分ほどです。もうこれで迎撃態勢整うんだから、有事の際は、いかに移動時間をスムーズにするか、ってところでしょうか。たぶん有事=日本国民は車で避難するだろうから、その渋滞に巻き込まれずに移動して実戦配備出来るか、が大事になるんやろな。

そして、多くの皆さんが待ち望んでいた戦闘機の航過飛行です。小松基地からは306SQから2機。んー、残念ながらノーマル機でホントに航過するだけだったので、ま、そうだろうとは思ってたけど、800mm相当でブレイクしていく後ろ姿を。

最後は岐阜基地からADTWのF2AとF15J。岐阜基地離陸直後には「試作2号機上がった」と誰かが書き込みしてくれるので助かりますが、まぁこれも航過飛行なので、帰路シャトルバスが長蛇の列になる前に並んでおいて、並び列の中より撮影。

往路のシャトルバスで1時間待ちの情報があったので、早めに並んだのですが予想以上に早く帰路バスがやってきたので、1パス目を最後に後はバス車内から見て帰りました。新旭駅のホームで1時間に1本の電車を待ってると山の上から帰っていくUH60Jが見えました。頑張ってフリフリしてくれてましたが、そこまで撮ってた方はシャトルバス乗るまで1時間半以上待ったようで、大変だったようです。基地から駅まで45分くらい歩けば着くので、歩いても良かったかな。そんな初めての分屯基地でした。行って良かったな。んじゃ。