経産省のBEMS導入支援事業
経済産業省が電力不足への対策として4月下旬に始めた中小規模施設へのビルエネルギー管理システム(BEMS)導入支援事業が予想外のスロースタートとなった。電力供給が厳しくなる夏に向けて普及すると見込まれていた。だが、ここまでの導入件数は目標の2%程度にとどまる。効果の訴求や実績づくりがまだ不十分で、普及にはしばらくかかりそうだ。(松木喬)
http://www.asahi.com/digital/nikkanko/NKK201209040008.html
経産省の「BEMS導入促進事業」は、設置の一部費用を国が補助して中小規模施設へのBEMS導入を支援する。対象は契約電力50キロ―500キロワットのビルや店舗など。導入を促すのはクラウドコンピューティング基盤を使って電力使用を常時監視ができるBEMSのため、大規模ビルにある常設のBEMSよりも低コスト、短時間で導入できる。
13年度以降の電気料金の引き上げも導入のきっかけになりそうだ。今は東京電力管内だけだが、火力発電が増えている他の電力にも値上げが及ぶ可能性がある。そうなると電気代削減もBEMS活用の動機となる。