旅に出ると旅先で色々な人に出会います。
旅先で知り合って友達になって今でも旅友だけにとどまらず、付き合いが続いている人も何人かいます。
これまでに旅先でたくさんの素敵な人達に出逢いましたが、
なかでも印象に残っているのが、オーストラリアで出逢ったおばちゃん。
オーストラリアのキングスキャニオンを旅した時に出逢った人です。
オーストラリアの真ん中、エアーズロックの方、といえばわかりやすいかと思います。
こんなとこ↓
この時は現地手配のツアーで数日かけてエアーズロックや辺り一帯をまわっていたのですが、
国籍も年齢層もバラバラ、というグループの中の一人が一人旅のオーストラリアの初老の女性(確か他の都市から来ていたのだと思います)
足がちょっと不自由なのか、弱いのか、、で杖をついて歩かれていました。
このキングスキャニオン、
崖の上まで登るコース(ハードなコース)![]()
か、
崖の下を歩くコース(優しいコース)![]()
で、ほとんどの人が崖の上まで登る方を選んだのですが、
この時、崖の下を歩くコースを選んだのが、
肥満のかなり大柄の欧米の方と、杖をついて歩いていたこのオージーおばちゃん、そして私もこの時は他都市から移動してきた疲れと砂漠気候にやられて(笑)、かなり疲れていたのでこちらのコースにしました。
この杖をついて歩いていたおばちゃんとマイペースで一緒に歩いたのですが、足がちょっと不自由でもこうゆうトレッキングツアーに来るおばちゃんの積極性、に軽いカルチャーショックのようなものを受けました。
もちろん、良い意味で。
”なんで来るの?”じゃなくて、”そうだね、来れるんだね!”って。
日本だとつい”まわりの人に迷惑をかけたくない”とか、”テキパキ歩けなかったらどうしよう”などと、考えすぎて躊躇してしまうケースも少なくないと思う。
それは団体行動において”和”を重んじる日本の良いところでもあるけれど、
このおばちゃんの勇気と、それを受け入れるまわりの人達(この時のツアー客はほとんど外国人でした)、
受け入れるといっても、特におばちゃんに気を遣うというわけでもなく、ごく自然に、というか。
でも、もしおばちゃんがいざHELPが必要になった時は、みんな当たり前のように手伝ってあげるのだと思います。。
このおばちゃんとその時何を話したのか詳細まではよく覚えていませんが(時間が経っていますので)、
覚えているのは大地の匂い、風の気持ち良さ、赤い崖の前で一緒に撮った写真が二人とも最高の笑顔だったこと、
そして、おばちゃんに”チャレンジ”の本当の意味を教えてもらったこと。
気持ちのよい旅の思い出のひとつです。
いつもありがとうございます。
