CS&N来日公演初日にジャクソン・ブラウンが飛び入り! | ◆マージー・サイド [ * Merseyside * ]
3月5日ミニマムーンの夜、東京では奇跡が起きた‼️
レジェンド「Crosby, Stills & Nash」20年振り来日公演の初日に、ジャクソン・ブラウンが急遽飛び入りし、グラハム・ナッシュと共演、あの反戦歌「The Crow On The Cradle」を披露したらしい(涙)

1979年ニューヨークのマジソン・スクウェア・ガーデンで行われた「No Nukes (原子力発電所建設反対運動/反核運動)」コンサートでグラハム・ナッシュと共にこの「The Crow On The Cradle」を披露。
また、1986年に開催された「JAPAN AID」でも、ジャクソン・ブラウンがディビッド・リンドレーとパフォーマンスした。
この楽曲はあのピート・シーガーやジュディ・コリンズも歌ったメッセージ・ソングで、英国の詩人「シドニー・カーター」の作品。


『 THE CROW ON THE CRADLE  』

牧草地には羊
小麦畑には牛
今まさに赤ん坊が生まれようとしている
その子は月を見て笑い
お陽さまを見ようと泣き叫ぶだろう
男の子なら やがて銃を持つことになる
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う

この赤ん坊が女の子なら
巻き毛でなくても気にするな
指輪をはめてやり
つま先には鈴をつけておやり
その子がどこへ行こうと 頭上には爆撃機
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う

ゆりかごの上の一羽の烏
黒か白か
誰かの赤ん坊が生まれるのは戦争に行くため
ゆりかごの上の一羽の烏
黒か白か
誰かの赤ん坊はもう戻って来ない
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う

お前の父さんと母さんは額に汗して働き、金を貯める
おまえの棺を作 り、墓に埋めるために
おやすみ 幼子よ めそめそ泣くのはおよし
おまえが眠りにつけるようにおもちゃをあげよう
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う

私の銃をもってこい あの鳥を撃ち殺してやる
そう言ったのはおまえの母さんと父さん
ゆりかごの上の一羽の烏 私たちに何が出来ようか
このことはおまえにまかせたままにする
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う
ああ、これはおまえにまかせるしかないこと
ゆりかごの上の一羽の烏がそう歌う

1986年「JAPAN AID」
http://youtu.be/Ex8e8PsT54A

かつて、クロスビー、スティル&ナッシュとジャクソン・ブラウン関係では、CS&Nの名曲「Wooden Ships」のアンサーソングとしてJ.B.は「For Everyman」を書いたというのは有名な逸話。
前者が "選ばれしものたちが木の舟に乗って旅立つ" と言ったあの時代を象徴した幻想物語に対して、後者は"結局はすべてが普通の人(Everyman)を待ち続けることに繋がっていくんだ" その歌は、誰かが取り残されるようなユートピアを目指すよりもみんなで次へ進んで行くのがいいと…彼なりの宣言とも言える。
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