連載4回目オリジナル短編小説[アグレッション・デターレント] | jpt♂のジャンルフリーブログ

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オリジナル短編小説[アグレッション・デターレント] 


連載4回目




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オリジナル短編小説[アグレッション・デターレント] 


連載4回目




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💮オリジナル短編小説🎉



🔥ジャンル:SFアクション🔥



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 [アグレッション・デターレント] 


 著者:jpt♂ 


【 3回目からの続き 】



四.秘密基地



あたりは暗闇に包まれ、車のヘッドライトで前方だけが明るく照らされていた。


なつみは、この暗がりの中でもぼんやり見える家々など眺めていた。


車は海岸線の道路を走っていた。


なつみは、どこかで見た景色だなと思っていた。


家々の明かりがとだえ、しばらく走ったところで前方にそびえ立つ岩壁が現れた。


その上に小さな無人の灯台が周期的に明かりを発している。





岩壁のふもとには、小さなお店があった。


その窓から明かりがもれていた。


なつみ・・・「あれ、ここは、私の田舎よ」。


甲斐・・・「そうです、ここは県境、前方の灯台の向こう側は青森県です」


甲斐・・・「県立自然公園に指定されているここは、すごく景色のいい漁村だね」


なつみと、ボディーガード二名は、岩壁ふもとの小さなお店に入った。


店の主人・・・「いらっしゃいませ」

とうやうやしく言った。


大橋・・・「ああ」


大橋が身分証をチラッと見せた。


お店の主人の目が一瞬、鋭く光った。


甲斐が身分証をチラッと見せた。


お店の主人がうなずく。


店の主人・・・「奥へどうぞ」


なつみと大橋二等陸、甲斐は奥の部屋に入った。


壁がピカピカの鋼鉄の部屋だった。


何も無い部屋。


モーター音と共に、この部屋がかすかに動く。


甲斐・・・「4階へ」


なつみ・・・「あっ」


大橋・・・「この部屋は、エレベーターになっているんだよ」


大橋・・・「サイに登録してある声紋の声でしか動かないようになっているんだ」


大橋・・・「これから地下4階に行くんだよ、地下しかないからね」


甲斐・・・「ここが防衛省東北地区科学情報部特務研究所だ」


十数秒で地下4階に着く。


ドアが開くと広いフロアーが目の前に広がった。


なつみ・・・「ピカピカの大理石のような床ね」


甲斐・・・「これは大理石じゃないんだよ、 大理石に似せて作ったシールド、超合金でできているんだ」


なつみ・・・「へー」


フロアーの右手にドアがあった。


なつみ一行はそのドアに向かった。


なつみは急に不安になった。


いったいあの部屋になにがあるんだろう。


なつみは疲れていたが、いざという時にはいつでもサイキックを使えるように、精神の集中をはかった。


今日一日の出来事があまりにも信じられないようなことばかりで、精神力が人並みはずれて優れているなつみの精神力も、さすがにストレスが極限状態だった。


甲斐はドアを開けた。


なつみ・・・「あっ」となつみの声にならない声が口からもれた。


なつみ・・・「おばあちゃん!!」


なつみ・・・「あっ、おじいちゃんも」


なつみの、おじいちゃんとおばあちゃんが、にこにこしながら手招きしていた。


なつみは、ほっとした面持ちで部屋に入った。


大橋・・・「所長、 ただいまお連れしました」


鈴木所長・・・「ごくろう」


部屋の奥から所長と佐伯が現れた。


鈴木所長・・・「私がこの研究所所長の鈴木です」


佐伯・・・「私が副所長の佐伯です」



【 続く 】













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