オリジナル短編小説連載 【 アグレッション・デターレント 】 14回目 | jpt♂のジャンルフリーブログ

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オリジナル短編小説連載 【 アグレッション・デターレント 】 14回




💗 【 13回目からの続き 】 💗



四.宇宙船発見




💮オリジナル短編小説🎉



🔥ジャンル:SFアクション🔥




🚫許可無く、転載・パクリ禁止🈲





[アグレッション・デターレント]



著者:jpt♂






















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オリジナル短編小説連載 【 アグレッション・デターレント 】 14回目



💗 【 13回目からの続き 】 💗



四.宇宙船発見




💮オリジナル短編小説🎉



🔥ジャンル:SFアクション🔥




🚫許可無く、転載・パクリ禁止🈲





[アグレッション・デターレント]



著者:jpt♂





【 続き 】



四.宇宙船発見



なつみ達は、うっそうと茂った密林の中を突き進んでいた。

高倉・・・「この森の中にいる限り、敵に見つかる心配はないでしょう」

高倉・・・「森林の生体エネルギー、密林に住む動物達の生体エネルギーが我々の生体エネルギーを
カモフラージュしてくれるからね」

なつみ・・・「本当?」

裕子・・・「今は何も感じないわ」

高倉・・・「みなさん、ここらで食事にしましょう」

全員ベストのポケットに入っている宇宙食を食べる。

甲斐・・・「この食料は高カロリー、高蛋白質の食料なので少量でも体力は回復しますよ」

小型圧縮ボンベに入った飲料水をベストのポケットから出してスプレー式で水を飲み、ひとごこちついたところで再び前進する。

甲斐がベストの内ポケットから手のひらサイズの磁石らしきものを取り出し、それに付いているアンテナを 引っ張り出し、前方に向け360度ぐるっと回る。

甲斐・・・「こちらの方角ですね!!」

甲斐・・・「この磁石は前方10キロメートルまでの範囲で、 磁場の変化を捕らえる事が出来る特殊な装置で磁場サーチャーと言います」

大橋・・・「やつらの宇宙船が作っている磁場の変化をこの装置でキャッチする事が出来るんですよ」

高倉・・・「ギリギリまで近ずいて様子を見ましょう」

磁場サーチャーの指し示す方向に向かって全員歩き出した。

うっそうと茂った森の中を皆無言のまま前進する。

裕子・・・「前方にいるわよ!!」

なつみ・・・「姉ちゃん、私怖い」

裕子・・・「大丈夫、大丈夫」

そろりそろりと前進する。

前方に1体、10メートル位の間隔で左右に1体ずつ立っている。

吉良・・・「まだ我々は気付かれていないぞ」

みんなうなずいた。

敵エイリアンの後ろには銀色に光り輝く巨大な円形の物体があった。

その物体の上部は緑色の霞のようなガスで覆われている。

吉良・・・「この緑色のガスが監視衛星の高性能カメラにも写らないようにしているのだろう」

高倉・・・「回り込んで出入り口を見つけましょう。

全員うなずく。

右側に静かに回り込む。

鬼三郎・・・「ちょっと待てなにか変だぞ!!」

鬼三郎・・・「あれを見ろ!!」

鬼三郎・・・「あの宇宙船は3メートル位浮いてるぞ!!」

なつみの父、鬼三郎が小声でそして驚いた風に言った。

智恵・・・「まあ!!ほんとだわ!!」

宇宙船は3メートルの高さで浮いていた。

大橋・・・「おおっ!!」

なつみ・・・「えっ、うそー!!ほんと?」

裕子・・・「すごーい」

鬼三郎・・・「見ろ!!」

全員、 指し示した方を見た。

宇宙船の中心部から、 黄金色の光の柱が地面に向かって放出されている。

皆唖然として見ていると、突然その光柱の中からエイリアンがぬっと現れる。

皆、我に帰った。

吉良・・・「あれが出入り口ですね」

高倉・・・「なるほど、やっと見つけたぞ!!」

甲斐・・・「なんとか宇宙船の中に侵入したいですね」

智恵・・・「私の魔術で皆の気配を消すことが出来るわ」

智恵・・・「あとは、見つからないように、あの光の柱まで行く事が出来たら、なんとかなりそう」

高倉・・・「よし、やってみよう」

智恵・・・「皆、私の回りに集まってちょうだい」

智恵・・・「オンバザラダイクオンエコラアラタンノウザイクソワカ!!」

智恵・・・「ムゥン!!白魔術 白魔気消風月」

一瞬、周りの景色がゆらりとゆらいだ。

智恵・・・「全ての気配を消去し、周りの空気と同化するのよ」

智恵・・・「行きましょう」

全員無言のまま足を忍ばせそろりそろりと前進する。

宇宙船のすぐ側まで近ずく。

高倉・・・「まだ気づかれてはいないようだ」

目の前に黄金色に輝く光の柱がある。

なつみは眼を凝らして見るが光の中は見えない。

裕子・・・「光の中には誰もいないわ」

高倉が右手をそっと光の中に入れた。

右手はスッと光の中に入ったが高倉の体にはなんの変化も無い

甲斐・・・「入ってみよう」

皆うなずく。

高倉を先頭に、全員光の中入った。

光の中には、また二つの光柱があり、オレンジ色の光の柱とグリーンの光の柱がそこにある。

裕子・・・「あれっ!!」

裕子・・・「光の柱に光の矢印が浮き上がってみえるわ」

なつみ・・・「えっ!!」

なつみ・・・「うっそー、ほんとー!!」

なつみ・・・「ほんとだー」

オレンジ色の光の柱にはブルーの小さな上向きの矢印が目の高さに浮き出て見える。

グリーン色の光の柱には、レッドのちいさな下向きの矢印が目の高さに浮き出て見える。

鬼三郎・・・「虎穴に入らずんば虎子を得ずだ。 入ってみよう」

皆うなずく。

智恵・・・「行ってみましょう」

智恵がまずオレンジ色の光の中に消えた。

鬼三郎・・・「なんと、恐れを知らないお母さんなんだ!!行くぞ!!」

あわてて智恵の後を追う。

それに続いて全員急いでオレンジ色の光の中に入る。

なつみ・・・「うわー、光りの部屋だね」

光の壁に小さく光る、銀色に輝く光のボタンが1つのボタン、2つのボタン、3つのボタンと立てに並んで光輝いている。

高倉・・・「きっとこの光の部屋は上行き専用のエレベーターなんだろう」

 高倉・・・「1階を押してみよう」

高倉は1のボタンに触った。



【 続く 】