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※この物語は主人公和菜那穂香(女子高生)の怪奇スリラー物語。オリジナル短編小説である。
(第2回)
[鏡] 著者:比ノ兎
[第一章]始まり・・。
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[- 学校 -]
「おっはよ~ん」って私の肩をポン!って叩いて声を掛けてきたのは、私の親友の真愛だった。
私も、「おはよ」って言ったんだけど・・。
真愛に「元気ないなー。なんか、悩みでもあんの?」って聞かれてしまった。
「別に、ないよー。大丈夫だよ。」て言ったけど・・。
やっぱり、鏡の事気にしてんのかな。
無事、1日が終わろうとしていた時・・。
私は、大きい鏡の前をふと通りかかった。
私が見た者は・・自分だったけど、少し違ってた。
手を私に差し伸べてきた。
その時、「那穂香、なにボーっと鏡みてんの?」ってきた。
私は「え!?だって、鏡から手が出てきたじゃん。」って言ったら。
「は!!?なに寝ぼけた事言ってんの~?」ってバカにされた。
でも、私にはしっかりと見えた。
もう一人の私が・・。
≪次回につづく≫
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