「中国国恥地図」これなら、いずれロシアにも侵攻すると言うことですね!

 まさに唯我独尊、沖縄は言うに及ばず、ロシアやフィリピンマレーシアまで、かつては中国の領土であったと主張していますが、中国と少しでも交流があった国は、すべて中国の領土と言うことらしい。

 

 中国はようやく大航海時代が終わって植民地拡張に乗り出したところなのでしょうか、世界から100年以上遅れていますが・・・・

 
 ロシアは中国と仲良くしていますが、この地図を見ればプーチンは大激怒しそうですね。
 
90年前の「中国国恥地図」、米軍が利用 「失地回復」掲げる膨張主義を警戒

90年前の「中国国恥地図」、米軍が利用 「失地回復」掲げる膨張主義を警戒 - 産経ニュース (sankei.com)

 

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 台湾海峡や東・南シナ海をめぐって米中間で軍事的緊張が高まる中、中国で1930年前後に発行された「国恥(こくち)地図」を、米軍が教育用の資料として用いていることが分かった。当時の中国が、台湾のみならず沖縄や東南アジアまで「諸外国に奪われた自国領」と主張し、その歴史を「国の恥」と断じた地図だ。版図は「伝統的な勢力範囲」として、現在も中国で幅広く意識されている。

 

7月、中国の「国恥地図」を基に「議論」する米空軍の教官(米グッドフェロー空軍基地のサイトから)

7月、中国の「国恥地図」を基に「議論」する米空軍の教官(米グッドフェロー空軍基地のサイトから)

 

 「国恥地図」の利用が分かったのは、グッドフェロー空軍基地(テキサス州)に所属する偵察・情報担当士官の教育訓練機関。詳細は不明だが今年7月、教官が同地図を基に「議論」している写真がサイト上で公開された。教官は、台湾や中国大陸の沿岸部に線を引いて何かを説明している。

 

  東京国際大の村井友秀特命教授(国際紛争論)はこの写真について、米空軍が「中国人民解放軍が〝失地回復〟を旗印に動きを加速させる懸念について検証した」とみる。背景には、中国で軍や人民に、過去の〝領土〟を取り戻すことこそが中国を正常な状態に戻す、との一方的な高揚感が広がれば「犠牲やコストをいとわず、軍事行動への本気度を高める」との警戒感があるという。

 

  米在住で「中国『国恥地図』の謎を解く」(新潮新書)の著書があるノンフィクション作家の譚璐美(たん・ろみ)氏によると、国恥地図は少なくとも10種類あるという。譚氏が所蔵している33年版「中華国恥図」は「実際の中国の2倍はあろうかという荒唐無稽な代物」(譚氏)で、当時、小学校の教科書に収録されていた。

 

 北はロシアのサハリンやシベリアから、モンゴル各地、西はカザフスタンやアフガニスタン、南はマレーシアやシンガポール、そして南シナ海、台湾から沖縄全域までを赤い線で囲って「旧国境」とした。