こんばんは。
今日も暑かったです・・・
でも夕方からの雨でちょっと涼しくなった感じ?
焼け石に水?
さて、先日の休日に、留め袖を1枚ほどいてみました。
・・・って言っても、比翼部分と胴裏はまだ完全にはほどいてないのですが・・・
とりあえず表地は全部ほどきました。
今までも何枚も着物をほどいてきましたが、留め袖ってほんとに細かく丁寧に縫ってあるので
、ほどくのがめっちゃ大変でした。
今回ほどいたのは
この金糸・銀糸の刺繍がいっぱいの留め袖です。
これ、ほどき始めてから、
あ~、ほどく前に一回着てみたらよかった・・・
って思ったんです。
・・・というのも、この刺繍がめっちゃ重くって、縫い代部分なんて、折ってコテでつぶしてもこの厚さ!
伝わりますかね?
この折った状態で厚さ3mm以上あります。
まあ、縫うのも大変で、通常の運針では縫えないだろうから、一針一針針を抜ききって縫ったんじゃないかしら?畳の縁を縫うみたいな感じで・・・
しかも、こんだけの刺繍だと、重さも結構あるので、普通の本縫い(いわゆる並縫い)では重さに耐えられないので、背縫いや脇縫い、衽付けなど、通常本縫いの部分も刺繍がある部分は
半返し縫いでした。笑
(↑これがやりたかってん!ちょうど半沢見ながらほどいてたから・・・笑)
半返し縫いって・・・
という縫い方です。
あ~・・・このパロディギャグ、和裁教室で使いたかった・・・流行らせたかったわ~
どうぞ、みんな使って!! 笑
しかも、刺繍部分は縫い代側に1mm寄った所にもう1本縫い目がありました。
そして、こんだけ重さがあるんで、上げ縫いや裾などのきせを守るためにぐしびつけも細かく入ってて、ほんとに縫うのも大変だっただろうな~と・・・
そして、重さがあるということは、もちろん着付けも大変で、腰紐が少しでもゆるいと、裾が落ちてくるので、腰紐もガンガンきつく結ばないとだと思うんです。
ましてや自分で着崩れをなおせない人に着付けをするときは、なおさらガッチガチに結ぶんで、着ているほうもさぞ苦しかろうと・・・
ねっ!?ちょっと着てみたくなるでしょ!?
・・・って言っても、いくらエアコンのきいた涼しい部屋でも、今は着物をきる気には全然なれないので、もうちょっと涼しくなってからだな・・・
では、また明日~!
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