前回、ข้าวตัง Khaotungのタイ語綴りが出てきたので、みんなでよく混乱している เอา アオ vs. าว アウ 発音を思い出しました。それと同じく混乱を呼んでいる อำ アァム vs. าม アーム 発音について。
前回終えられなかった副詞 adverb をやるつもりでしたが、今日は「どちらも似た母音の発音で、ほとんど同じに聞こえるけれど、どんな違いがあるのか?」という質問についてです。
เขา vs. ขาว / ดำ vs. ดาม
似たような発音だけど、どう違うの?
問題の母音は เอา アオ vs. าว アウ と、
もう一組が อำ アァム vs. าม アーム
です。
เขา vs. ขาว
เขา & ขาว はトーン違いでもよく使われる単語なので本当に混乱を呼んでいます。先生のYouTubeチャンネルにも ขาว = バリエーションだけですが、ビデオがあります。
เขา = 彼 / ขาว = 白 (Rising tone)
เข่า = 膝 / ข่าว = ニュース (Low tone)
เข้า = 入る / ข้าว = 米 (Falling tone)
母音 เอา と า は長母音なので長さは同じはず。でも発音が若干違い、เขา では เอา の発音が「アオ」、ขาว では ว がW発音なので าว が「アウ」と若干違うけど、とても似ていて聞き取りにくい…。
とか書いていたら、
เขา - เข่า - เข้า - ขาว - ข่าว - ข้าว フルセットのビデオを見つけました。聞いてみてください😁
ดำ vs. ดาม
ดำ = ダァム daam
ดาม = ダーム daam
( ดำ = 黒、ดาม= ミミズ腫れ)
こちらも ดำ と ดาม では อำ も า も 長母音なので長さは同じ、音もアムで同じはず。トーンも同じ Middle。どこが違うの?
先生の回答
実際、発音がとても似ているので、タイ語学習者の視点から一番わかりやすい見分け方としては、母音の長さです。上記のビデオでも発音を確認すると、若干長さが違う…。
短母音・長母音といっても、短母音1とすると長母音は長くて2などと単純に長さを割り切って決められるわけではなく、単語によって微妙に違います。
通常の短母音を1とすると、
短母音だけれど、単語により少し長めに発音するものを1.5、
超母音を2とします。
ดำ dum & เขา kao は 1.5で発音
ดาม darm & ขาว kaow は 2で発音
ということでした。
発音が似ている子音
発音が似ているものはたくさんありますが、私の場合は、น と ง がとても聞き分けにくいし、自分が น を発音しているつもりでも先生に ง が聞こえるとよく言われます。単語とともに発音も提供してくれるオンライン辞書で発音を聞いてみても全く違いが分からない時もあります。
先日は ง่วง (sleepy 眠い) の発音が全くできず、何度やってもできず😣😣😣 นอน を発音すれば、นอง に聞こえると言われるし「น だけやってみて」と言われ、何度トライするもダメだったりで、ちょっとトラウマです(^^;)
ちなみに ง่วง は nguang をFalling toneで、なのですけど~。
授業で「眠い」ってよく出てくるので(みんなが例文を作る時に、眠い、眠いってよく言ってる(^^;) 「ちょっとやってみて」と振られることがたまに…。
ま、嘆いていても仕方がないですね。
タイ語とは全然関係ないですが、
先日、「The Eclipse」なイメージの布を見かけました(キルターなんです、私)。コレです。
布を買ってもこの布で「The Eclipse」をイメージしたキルトを作る時間はしばらくなさそうですが、めっちゃ心惹かれてます…。
でも、もうちょっとシンプルな感じのパターンがいいかな~。ちょっとゴチャゴチャしすぎかな~。ごにょごにょ。
ではまた!