授業 Week 3 は 低音子音 Low class consonants グループ1で、基本トーンは中音 Middle toneです。

 

〜 Week 3  〜

低音子音 Low class consonants グループ1

ค/ฅ/ฆ ท/ฑ/ธ/ฒ ช/ฌ 

พ/ภ ฟ ซ ฮ​​ ​​​​​​の読み、

母音 vowels 4つ อิอีอึอืトーン

 

  低音子音 グループ1

 

低音子音は2グループに分かれます。グループ1は、高音子音の記事内で少し述べましたが、トーン違いで高音子音と音が同じグループです。グループ2は独自の音を持った子音です。

 

グループ1の音は次の通りです。

ค/ฅ/ฆ = K 音( ฅ は現在使われていない)

ท/ฑ/ธ/ฒ = T 音

ช/ฌ = CH/SH音(CHの時とSHの時がある)

พ/ภ​ = P 音

ฟ = F 音

ซ = S 音

= H 音

 

ป と พ の発音の違いについてクラスで質問が出ました。

ป は、空気を鼻から抜く感じで上に押し上げて発音、 พ は逆に空気を下に押し下げて口から抜く感じだそうです。やってみたら、確かに少し音は違います。

低音子音は、中音子音と同じく基本形をMiddle toneで発音。緑の線です。

基本形は คอ(コー)、ชอ(チョー)、ทอ(トー)、พอ(ポー)、ฟอ(フォー)、ซอ(ソー)ฮอ(ホー)になり、中音で高低をつけずに最初から最後まで同じ調子で伸ばして発音します。

 

高音子音との音の対比は下の表のようになります。英アルファベットの上段が低音子音で下段が高音子音です。これらの低音子音を昇トーンで発音すると高音子音になり、高音子音を中音トーンで発音すると低音子音になります。

 

 

ではお馴染みの(?)Kanitsa先生の低音子音の発音子音をトーン別グループで文章にして覚えちゃおう!ビデオです。

 

แฟน เพื่อน คน ที่ ฮาๆ ชอบ​ ซื้อ ซูชิ

(Fan peuuan kon tee har har choop seuu suu-chi)

「友達の恋人は寿司を買うのが好きな可笑しな人です。」

「My friend’s boyfriend is a funny person who like to buy sushi.」

ฟ:แฟน​​ = 恋人/lover

พ:เพื่อน = 友達/friend

ค:คน = 人/a person

ท:ที่ = (関係代名詞)/that

ฮ:ฮาๆ = 可笑しい/funny

ช:ชอบ = 好き/like

ซ:ซื้อ= 買う/buy

ช:ซูชิ= 寿司/sushi

 

  低音子音とエンディング

低音・高音子音と末子音の対照表は下記になります。表記はそのままで読みだけ変わります。例)ภาศ はそのまま英表記だとPAASですが、PAADと発音します。

ค/ฅ/ฆ = K 音 → K/G 音に変化

ช/ฌ = 該当なし

ท/ฑ/ธ/ฒ = D 音

พ/ภ= 該当なし

ฟ = 該当なし

ซ = D 音

= 該当なし

 

末子音の該当がない子音(その子音が最後にくる単語がない)を見かけるときは、人の名前だそうです。

低音子音の場合はDead Ending トーンパターンに2種類あり、音節の母音が短母音の場合は高トーン High長母音の場合は降トーン Falling になります。Live Ending では母音の種類に関わらず、オリジナルのトーンに変化なしで Middle tone のままです。

 

なぜこんなややこしい決まりなのでしょうか(涙)。短音長音に関わらず、Deadなのだから他の子音と同じように下がっておけばいいのでは?と思いますが、他と同じでは存在意義がなくなってしまうからでしょうか。

自分が勝手に立てた仮説では、長母音の場合は​​ Live(伸びる音)になるので最初はMiddle toneを保ち、そこから上がるか下がるかになりますが、低音子音には基本的にRising toneがないので、最後は落ちるしかなかったのかな? Middle toneを保ちながら最後は落ちる=Falling toneになります。

 

 

どんどんカオスになっていきます。今日の発音練習では、まだみんなが子音をトーン毎に覚えきっていないせいもありますが、もう高いのやら低いのやらめちゃくちゃで、คน​(Middle tone)=人、ขน(Rising tone)=体毛!など、トーン違いで意味の違う単語が乱れ飛んでおりました(笑)

 

次の記事は「高音子音と低音子音のトーンの関係、母音と組み合わせたトーンについて」になります。もう本当にカオスです!泣泣泣

 

ではまた!