こんにちは。
メメばぁばです。
今日の話は若かりし頃(30代)の話です。
最後までお付き合いくださいね。
殿は海外旅行が大好き
私たちに黙って出かけて後からバレるなんて言うのはよくある話
そんな殿が海外旅行に目覚め数年が過ぎた頃、夫婦でタイに出かけた
殿はよく東南アジア方面に行くが、タイは初めてのばぁば
その時のお話です。
ホテルの朝食はバイキング
席に案内されると、旅行慣れしている殿は料理を取りに席を立った。
慣れないばぁばはしばらく様子を見ることにした。
しばらくすると、何となく様子がわかり、食事を取りに向かった。
朝ご飯はいわゆるバイキングなのだが、卵料理はシェフがその場で作ってくれる
リクエストに合せオムレツ・スクランブルエッグ・目玉焼きなど、食べたいものをシェフに伝えるだけなのだが……
英会話が苦手というよりは、話せないばぁばはパス
殿は卵料理が食べたいらしく列に並んだ。
いよいよ殿の番
自信満々で「ツーエッグ!」と注文。
シェフはわからなかった、どうやら理解出来ないみたい。
聞こえてないと思ったようで、殿は再度「ツーエッグ」と伝えた。
単語や身振りをつけながら
シェフは何となく理解できたのかフライパンに卵を2個割る。
それを見た殿はやっと一安心
そう、殿は目玉焼きが食べたかったのだ。
「サンキュー!」
殿は目玉焼きを持ち戻ってきた。
「目玉焼きを食べたくてツーエッグと言ったのにさあ…わからないんだよ」
違う違う
「目玉焼きはサニーサイドアップかフライドエッグ」
「え~。ツーエッグじゃないの」
自信満々の殿の顔が引きつった
それにしてもさすが殿。
話せなくても「どうにかなるさ」の殿の精神
ばぁばは手本にはしませんがね。
ここで目玉焼きの単語を覚えたかと思いきや、さすが殿、そうではなかった
別の旅行で殿が海外秘境ツアーにひとりで参加した時に、目玉焼きが食べたくて店員さんに頼んだらしい。
その時にすかさず殿は「ツーエッグ」と頼んだら、目玉焼きが出てきたと帰ってきたときに話していた。
それを見た他の参加者の人が「なんて頼んだんですか?私も目玉焼き食べたいんですけど……」と殿に伝えた。
自信満々で「ツーエッグ」と言って人数分オーダーしたとか。
ちゃう、ちゃう、殿。
その人たちが目玉焼きをツーエッグと覚えていなければいいが……
話を聞いてばぁばは失笑、娘は爆笑
今でもその殿のどうにかなるさ精神は継続中です