金山嶺長城に行ってきました。夏場は土日に直通バスが運行しているそうですが、シーズンオフはなかなか大変そうです。でもどうにか行ってきました。もし冬に行かれる方がいらっしゃれば参考に。
朝7時前に望京西駅近くのバス乗り場で 漆平行 バスに乗りました。最初下の地図のBの下あたりにあったバス乗り場に行ってしまいましたが、「金山長城」と書いた紙を見せるとあっちだよと教えてくれました。
約1時間ほどで高速のパーキングのような所で降ろされました。
ここから長城入口まで無料シャトルバスに乗れるはずですが、それらしきものは見当たりません。タクシーの運転手がバスはないから乗れと声をかけてきます。近くのガソリンスタンドで聞いてもバスはないとのこと。しばらくあたりをウロウロするもののバスは見当たらず。ここから金山長城まで約5kmとのこと。2時間かかると言われる。しかし5kmといえば、いつもジムのランニングマシーンで約30分で走っている距離。行けなくはない。無料シャトルバスに乗る気でいたので、タクシーに乗るのは悔しいので歩いていくことにする。
途中に金山嶺長城東門があり、ここからも入場できるのかと思ったが、シーズンオフのためか門は閉ざされていた。ほとんど車が通りませんので歩いて危ないという道ではありませんでした。そろそろ半分くらい来たかなと思う頃、後ろから来た大型のワゴン車が停まり、乗っていけと言う。親切な人に巡り合えてよかったと思ったが、それが実は無料シャトルバスだった。私の到着が早すぎてまだ無料シャトルバスの運行前だったようだ。
半分くらいきていたせいもあってあっというまに長城の正門に到着。
帰りは降りた正門ではなく、14時に東門に迎えに来てくれるという。
金山嶺長城は雄大で歩きごたえがあり、まさに Great Wall という表現がぴったりでした。長城の中の長城というのも頷けます。個人的には昔行った 八達嶺や慕田峪 よりよかったですね。 もちろん八達嶺も慕田峪も素晴らしいことにはかわりありません。
無料シャトルが見つからない場合、健脚の方は歩いてまたは走って行けない距離ではないですが、その時間と体力は長城に着いてから使った方がよいように思いました。
無料シャトルに乗り遅れると大変と思い余裕をもって東門に戻ると、まだ13時20分だった。
それでもしばらくすると無料シャトルバスが迎えに来た。一緒に乗って帰る人たちはまだ戻って来ておらず、10分ほど待っていたが、運転手が私だけをパーキングまで先に送ってくれる。
運転手のくれた案内にはこのように無料シャトルバスの運行時間が記されていますが、客が少ない時はその限りではないようです。
パーキングの売店にいるバスのチケット売りに北京行のバスをお願いしますが、運行中のバスに直接電話して、席があれば乗れるという感じです。私は運よく席が一つあり乗れました。チケット売りもどんなバスが来るのかよくわかっておらず、停車するバスにいちいち確認していました。
わりと安く個人で金山嶺長城を楽しんで帰ってこれましたが、個人的な結論を申し上げるなら、もし複数名で行くなら車をチャーターして行くことをおすすめします。金山嶺は広大でゆっくり楽しめるのであまり時間を気にせずじっくり歩かれるといいのではないでしょうか。