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映画の日で1000円ということで「カムイ外伝 」見てきました。
「スガルの島」の映像化で、アニメ化もされておりますが、他のエピソードと違って漫画よりアニメが最初というお話しです。


さて映画版ですが、正直なところイマイチでした。


それなりにイイところもありましたが、漫画版、アニメ版には及びませんでした。

以下にまとめます。


☆ここはよかった
 松山ケンイチはがんばったと思う。
 変移抜刀霞切の映像化は素晴らしかった。
 アニメ・漫画版には無かったちょっとヤバい土屋アンナの役がよかった。


●ここがダメ
 溺れたカムイを半兵衛が暖めるのはどうかと。
 サヤカとカムイの接触が希薄。
 サヤカが着物のまま月日貝をとりに海にもぐる。
 歌うのは倖田來未でもいいからエンディングは「忍びのテーマ」で締めくくってほしかった。
 小雪のスガルはちょっと違和感あり。小雪はどちらかというと舞様?
 ここはよかったで松山ケンイチをあげましたが、小雪とできちゃったのはダメダメでしたね。
 よりによってサヤカの母親とできちまってカムイのストイックなイメージがぶち壊しです。

 せめて映画の公開が終わるまで我慢するか、デキてしまうなら見つからないようにやってほしかった。


漫画版やアニメ版を知らないで見れば楽しめたのかな?





ところで先日、隣町の図書館で漫画カムイ外伝を再読してきました。
二部からはかなりエロティックな描写もあるのに、公共の施設に置いて大丈夫か??という思いもあるのですがありがたいです。
この「スガルの島」もいいんですが、個人的には「心旅」「舞様」「上意異変」などが好きですね。


ちなみにこの図書館バガボンドの最新刊も読めて蔵書そこそこも充実してて、AVブースも10席程ありますが、日曜の11時頃から閉館の17時頃までいて多分来館者は全部で10人前後。


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