大高未貴著 「シルクロードがむしゃら紀行―女ひとり一万キロ」
を読みました。内容は面白かったけど、一人旅の本となるとどうしても貧乏バックパッカー視線で見てしまう。なので読んでてついつい「えっ!そんな高いホテルに泊まるの?」とか中国の列車に乗る所では「硬座で充分じゃないの?」なんて突っ込んでしまう。他にも「チップあげすぎ」「もっと値切れるんじゃないの?」
この本は別に貧乏旅行の本じゃないんだからいいんじゃないの、と思ったりもするんだけど、染み付いた貧乏旅行感覚で読んでるとお金の使い方が大盤振る舞いに見えて気になってしまう。
それにしても最後まで飽きずに見れて、女性ならではの旅の大変さなどがよくわかった。
ところで本の中でカザフスタンのアルマトイの名前の由来が「リンゴ(アルマ)のふるさと(トイ)」と書いてあった。以前トルコを旅してリンゴ茶のことを「エルマチャイ」と呼んでた。中央アジア、シルクロードの国々ではみなリンゴは「アルマ(エルマ)」と呼ぶのかな。
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