いよいよ今週末、聖火が日本にやってきます。
聖火リレーを行った国々で抗議行動が起こってます。逆に中国では、フランス系のスーパーや商品の不買運動が起こってます。今回の各地でのチベット問題への抗議行動を契機に、中国の人々にもこの問題を考えてもうらう機会になればと思ってましたが逆効果になってしまってるのかな。
今年の正月、北京経由でタイに行きました。帰りの北京からの飛行機で、日本在住の中国の方と話しをしました。その中で思い切ってチベットのことも聞いてみました。まだこんなに抗議行動が起こる前の事です。その人によると、以前中国人はチベットは完全に中国の一部だと思ってたそうですが、最近は多くの人がチベットは元々は中国とは別の国であると考えるようになってきてるそうです。しかしその人はこうも言いました。「チベットは本当は中国ではない。でもチベットは今、中国ぬきではやっていけない」