TVの「カラダのだから」という番組で、人間は何故寝るのか?というのをやってた。
それに対して動物学や医学の偉い先生らしき人たちがそれぞれの分野からの解答をしていた。
その中で文化人類学の先生の答えはこうだ
人は「同じ釜の飯を食う」、「裸のつきあい」、「寝食を共にする」というように睡眠をはじめ食事や排泄などの動物的なことを他の人と一緒にすると連帯感が強まります。
これを制度化したものが「寝宿」。
三重県の答志島では漁などを協力して行い連帯感を増すために江戸時代から寝宿の習慣があり、現在も10軒の「寝宿」が存在します。今も中学を卒業した男子が週に一度生活を共にしています。寝宿を経験した男性は10年経っても当時の仲間の一人が怪我をすれば駆けつけたり、冠婚葬祭では必ず協力しているそうです。寝宿で生活を共にした仲間は一生涯協力しあって生きていくのです
この解答を聞いて海外の安宿のドミトリーを思い出した。