英大手旅行業者が23日に発表した調査結果 によると日本人が「世界最良の観光客」と“認定”された。
理由は態度、行動で評価され物静かと判定されたそうだ。
日本人観光客の中には態度、行動もよくなく騒がしい人も多くいると思うが、たしかに今まで私が海外で出会ってきた日本人旅行者は比較的「郷に入っては郷に従え」みたいな感じで現地に馴染んで楽しもうというような人が多かったと思う。
また以前私も実際インドやカンボジアで現地の人にどこの観光客が好きか聞いた時も、私が日本人なので多少のヨイショはあるかもしれないが、日本人観光客をトップにあげてくれたりした。
しかし物静かというのは英語ができないことの裏返しかな。多少文句があっても甚大な被害でなければ「まあ、ここは日本と違うししゃーない」ですませてしまったりする人も多い。
この調査結果によると最悪の観光客はフランス人らしい。現地語を話そうとしない態度などが「無礼」で「寛大さが欠如している」ということらしい。
たしかに日本人は外国語が得意じゃないが海外にいけばとりあえず挨拶くらいは現地の言葉を話そうとする。
カンボジアで一緒に観光した韓国人の男性はアンコールワットの歴史などかなり詳しく勉強してから来てたので、全然勉強せず来てしまった私は尊敬のまなざしで見てたが、滞在して2、3日しても彼が現地の挨拶を知らなかったのは以外だった。
後、トルコの長距離バスに乗った時のことだ。トルコのバスでは飲料水等のサービスがある。私の席の前に座ってた西洋人旅行者が乗務員に「water」と言って水を要求した。しかしトルコ人の乗務員は英語がわからなかったのかよく聞き取れなかったのか言ってることがわからない様子だった。すると西洋人旅行者はさらに語気を強めて「water」を繰り返した。こんな時、日本人ならガイドブックに申し訳程度ついてる現地の言葉集なんかをパラパラめくり「トルコ語で水はなんだっけ?」とあせるところだが、その西洋人はあくまで英語で押し通そうとした。結局水を飲むポーズをしながら「water」と叫んでようやく理解してもらったようだった。