イスラム僞國(ISIL)とかいふ犯罪集團は、何故、存續し得るのか。實は彼等は住民の支持を受けてゐる訣でもないらしい。それにテロリストの武装など高が知れてゐる。
内藤陽介の『マリ近現代史』によれば、マリ共和國の北部もかつてイスラム武装勢力に制壓された事がある(現在でも北部に或る程度、居座つてゐる筈だ)
マリ共和國の國軍では此の問題は解決できず、舊宗主國の佛蘭西が即座に介入し、一部の都市を解放した。
解放された都市の土人達(差別的な意味は無い、念の爲)は、佛蘭西軍に二十年でも五十年でもゐて欲しい、と歡呼したと傳へられる。
實際、獨立せずに佛蘭西の植民地のままでゐれば、イスラムの武装勢力がマリに取り付く隙などなかつたらう。土人も國軍を信頼してゐないから、佛蘭西軍にゐて欲しいのだ。
國民意識の無い處に國を作つても國民に國家の一體感など生まれない。だから國軍も状況が不利になればすぐに逃げ出す。國民としての一體感も無いのに他人の爲に頑張つたりはしないのだ。
むしろフランス軍の方が現地の爲に頑張つたりする。これとても外人部隊の筈だが、西洋の軍隊は歴史的に色々なものを背負つてをり、少し不利だからと責任を投げ出したりはしないのである。
イスラム僞國(ISIL)とかいふ犯罪集團も同じ事である。シリアその他の周邊國は國民國家ではないから、國軍は命を掛て踏ん張つたりはしない。
だから大した武装でもなく住民の支持も無い武装集団が住民を人質に自立できる。似たやうな集團が日本や歐羅巴に割據すれば國軍に瞬殺されるだらう。
中東とは、千年以上前から實質的に國民國家を形成してゐた世界最古の國家である日本國民には想像を絶した世界なのである。
内藤陽介の『マリ近現代史』によれば、マリ共和國の北部もかつてイスラム武装勢力に制壓された事がある(現在でも北部に或る程度、居座つてゐる筈だ)
マリ共和國の國軍では此の問題は解決できず、舊宗主國の佛蘭西が即座に介入し、一部の都市を解放した。
解放された都市の土人達(差別的な意味は無い、念の爲)は、佛蘭西軍に二十年でも五十年でもゐて欲しい、と歡呼したと傳へられる。
實際、獨立せずに佛蘭西の植民地のままでゐれば、イスラムの武装勢力がマリに取り付く隙などなかつたらう。土人も國軍を信頼してゐないから、佛蘭西軍にゐて欲しいのだ。
國民意識の無い處に國を作つても國民に國家の一體感など生まれない。だから國軍も状況が不利になればすぐに逃げ出す。國民としての一體感も無いのに他人の爲に頑張つたりはしないのだ。
むしろフランス軍の方が現地の爲に頑張つたりする。これとても外人部隊の筈だが、西洋の軍隊は歴史的に色々なものを背負つてをり、少し不利だからと責任を投げ出したりはしないのである。
イスラム僞國(ISIL)とかいふ犯罪集團も同じ事である。シリアその他の周邊國は國民國家ではないから、國軍は命を掛て踏ん張つたりはしない。
だから大した武装でもなく住民の支持も無い武装集団が住民を人質に自立できる。似たやうな集團が日本や歐羅巴に割據すれば國軍に瞬殺されるだらう。
中東とは、千年以上前から實質的に國民國家を形成してゐた世界最古の國家である日本國民には想像を絶した世界なのである。