『孫子』の勉強會が某處であつて、手持ちが無かつたので岩波のワイド版を購入した。因に僕は十代と二十代の頃にそれぞれ一度、『孫子』を讀むでゐる。
これから此の岩波の『孫子』の惡口を謂ふ訣だが、譯者は金谷治である。たしか東北大の教授だつたやうに記憶する。
この本がどう酷いかといふと、先づ白文と書き下し文が一致しない。どう書き下してもこんな文に成る筈がない、と註を讀むと、「×」といふ字は「△」の間違ひではないか、との説があり、それに從ふ、とある。
それなら白文の方も直しとけよ。白文と書き下し文が一致しない、といふのは、問題ではないのか。その他にも、白文と書き下し文とで、順番が違ふといふ文がある。
これは註にも記載が無いから單純なミスなのだらう。それが何箇所もある。酷いものである。今まで讀者から抗議が來なかつたのだらうか。
それにしても好い加減な本である。皆樣は岩波の『孫子』など買はないように。はつきり言つて、讀者を舐めてゐる。こんな駄本に八百圓だと。
これから此の岩波の『孫子』の惡口を謂ふ訣だが、譯者は金谷治である。たしか東北大の教授だつたやうに記憶する。
この本がどう酷いかといふと、先づ白文と書き下し文が一致しない。どう書き下してもこんな文に成る筈がない、と註を讀むと、「×」といふ字は「△」の間違ひではないか、との説があり、それに從ふ、とある。
それなら白文の方も直しとけよ。白文と書き下し文が一致しない、といふのは、問題ではないのか。その他にも、白文と書き下し文とで、順番が違ふといふ文がある。
これは註にも記載が無いから單純なミスなのだらう。それが何箇所もある。酷いものである。今まで讀者から抗議が來なかつたのだらうか。
それにしても好い加減な本である。皆樣は岩波の『孫子』など買はないように。はつきり言つて、讀者を舐めてゐる。こんな駄本に八百圓だと。