心理テストを受けると、その人に合つたタバコを一箱プレゼント、といふ事で、受けてみた。心理テストなんて非科學的なものは信じてゐないのだが、遊び半分である。


スタイリッシュで強いリーダーシップを發揮できる人、といふ事である。スタイリッシュは兔も角、管理職の仕事が嫌で大企業を辭めた僕にどれほどのリーダーシップがあるといふのだらう。


因みに僕の顔は別の賦録で公開してゐる。興味のある方は是非、御覽ください。プロフィールの寫眞を見れば、スタイリッシュといふ言葉に納得されるだらう。


奬められたタバコは1mgと3mgの軽いものだつた。普段は葉卷を吸つてゐる僕には物足りない。第一僕はアンケートの選擇肢で深い味はひのタバコが好きと選んだのに。


タバコのアンケートに限らず、心理テストに科學的と想はれるものは殆んど無い。有名なロールシャッハテストにしても、被驗者ではなく評價者の性格が分るだけと言はれてゐる。


フロイトに氣觸れてゐるのか、評價者によつては突起物が皆、男根の表象と判断する。圖がこけしに見えれば、性的な欲求不満と判断されたりする。


某舊國鐵や某縣の教育委員會で採用してゐる心理テスト(教員採用試驗用)も、専門家の間では評判が惡い。ランダムに標本を抽出して科學的に評價されたものではないからだ。


といふか、タバコのアンケートや雜紙の附録などの心理テストに膨大な豫算をつけてランダム・サンプリングした上に厳密な科學的な評價が施されてゐる、と考へる方がどうかしてゐる。


多くの心理テストは、作つた人の主観に本づいた非科學的な妄想なのである。何十年もの歴史を持ち大組織などで採用されてゐる心理テストもさうである。


そんなもので非採用になる人は可哀さうだが、能く考へればそんな人事評價しかできない馬鹿な組織には這入らない方が良い。


それに心理テストに頼らずに採用する人を(骰子などで)ランダム・サンプリングしても、結果は大して變らないのである(知能テストなどの方が合理的だ)