現代仮名遣は、「ぢ」と「づ」の多くをを「じ」と「ず」に置換へた。たとへば「地震」は「ぢしん」ではなく「じしん」と書く。
「地」の靜音は「ち」で濁音は「じ」といふのは、想へば變な話である。何故、こんな莫迦な事が起きたか。文部省は一音一字にしたいのである。
だから現代仮名遣で「ぢ」と「づ」が少しでも殘るつてゐるのは、御目零しのやうなものである。實生活もそれでさほどの問題は發生しない。
なぜなら我々は「じしん」は「地震」と書くからである。漢字假名交り文は、現代假名遣の缺點を上手く隱してゐる。
ただし、「てにをは」は漢字ではなく假名で書くから、今でも歴史的假名遣の儘である。つまり、「てにおわ」とは書かない。意味を判別しにくいからだ。
さて、今回の話題は外國語の假名遣である。「ニーズ」なんて言葉をよく聞くので何の事かと想つたら、「needs」の事らしい。それなら「ニーヅ」と書くべきだらう。
「ニーズ」と書くと「ニード(need)」との言葉の繫りが分らなくなる。「ニーヅ」なら同じダ行だから、言葉の繫りが保たれるのである。
特に漢字を使はない表音文字は、言葉の判別に時間がかかる。言葉の判別の爲には、言葉の繫りを無視すべきではない。表音文字は發音記號ではない。
他にも例を擧げてみよう。「ヒンズー」の正しい假名遣は「ヒンヅー」である。かう書かないと、それが「インド」と同系統の言葉だといふ事に想像が及ばない。
「ロシヤ」も何故か「ロシア」と書かれる事が多い。ロシヤ語では「А(ア)」ではなく「Я(ヤ)」を使つてゐるのに、これは何なのだらうか。
結論を言ふ。外國語の假名遣を勝手に置換へるな。文字(特に表音文字)は發音記號ではなく、言葉を判別する道具だからである。
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だから現代仮名遣で「ぢ」と「づ」が少しでも殘るつてゐるのは、御目零しのやうなものである。實生活もそれでさほどの問題は發生しない。
なぜなら我々は「じしん」は「地震」と書くからである。漢字假名交り文は、現代假名遣の缺點を上手く隱してゐる。
ただし、「てにをは」は漢字ではなく假名で書くから、今でも歴史的假名遣の儘である。つまり、「てにおわ」とは書かない。意味を判別しにくいからだ。
さて、今回の話題は外國語の假名遣である。「ニーズ」なんて言葉をよく聞くので何の事かと想つたら、「needs」の事らしい。それなら「ニーヅ」と書くべきだらう。
「ニーズ」と書くと「ニード(need)」との言葉の繫りが分らなくなる。「ニーヅ」なら同じダ行だから、言葉の繫りが保たれるのである。
特に漢字を使はない表音文字は、言葉の判別に時間がかかる。言葉の判別の爲には、言葉の繫りを無視すべきではない。表音文字は發音記號ではない。
他にも例を擧げてみよう。「ヒンズー」の正しい假名遣は「ヒンヅー」である。かう書かないと、それが「インド」と同系統の言葉だといふ事に想像が及ばない。
「ロシヤ」も何故か「ロシア」と書かれる事が多い。ロシヤ語では「А(ア)」ではなく「Я(ヤ)」を使つてゐるのに、これは何なのだらうか。
結論を言ふ。外國語の假名遣を勝手に置換へるな。文字(特に表音文字)は發音記號ではなく、言葉を判別する道具だからである。
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