久しぶりに國語の試驗から始めてみよう。「心得る」の「え」は、歴史的仮名遣では何行でせう?
1.ア行 2.ハ行 3.ヤ行 4.ワ行 但しイ音便やウ音便はア行と見做します。今囘は關係無いけど。
さあて、少しは考へていただけましたか。答をかきますね。一番のア行です。「心得る」は元の形が「心得(こころう)」で、ア行で活用する珍しい動詞なのです。
だから「心ゑる」にも「心へる」にもなりません。元の形が「心ゆ」でもないので、ヤ行といふ事もありません。ね、本當にア行の「え」でせう。
次はロシヤの酒の「ウオツカ」は「火酒」などとも飜譯されます、さてこの「ウオッカ」の「う」、これはア行でせうかワ行でせうか?少し考へてから答を見てください。
「ウオトカ」は、キリル文字の表記を無理矢理英語の表記に直すと「Vodka」になります。「d」はロシヤ語の法則で、この場合は「t」と發音されます。
以前にも書きましたが、ロシヤ語には「W」音が無く日本語には「V」音がないので、ロシヤ語の「V」音は普通、日本語の「ワ」行で置換へます。
つまり、「ウオツカ」の「ウ」はワ行なのです。「ヴ」がワ行の「う」なのと同じです。
最後に、「見える」や「越える」の「え」は何行でせう。これも少し考へてから答へてください。前の方にヒントがあります。
「見える」や「越える」は、もとの形が「見ゆ」と「越ゆ」です。つまり、この「え」はヤ行の活用なのです。ア行ではありませんよ。
最近の國語辭典の五十音圖はみな穴あきですが、本來はこのやうに穴の開いている部分もちやんと區別されるべき存在なのです。穴あき辭書に抗議しませう。
1.ア行 2.ハ行 3.ヤ行 4.ワ行 但しイ音便やウ音便はア行と見做します。今囘は關係無いけど。
さあて、少しは考へていただけましたか。答をかきますね。一番のア行です。「心得る」は元の形が「心得(こころう)」で、ア行で活用する珍しい動詞なのです。
だから「心ゑる」にも「心へる」にもなりません。元の形が「心ゆ」でもないので、ヤ行といふ事もありません。ね、本當にア行の「え」でせう。
次はロシヤの酒の「ウオツカ」は「火酒」などとも飜譯されます、さてこの「ウオッカ」の「う」、これはア行でせうかワ行でせうか?少し考へてから答を見てください。
「ウオトカ」は、キリル文字の表記を無理矢理英語の表記に直すと「Vodka」になります。「d」はロシヤ語の法則で、この場合は「t」と發音されます。
以前にも書きましたが、ロシヤ語には「W」音が無く日本語には「V」音がないので、ロシヤ語の「V」音は普通、日本語の「ワ」行で置換へます。
つまり、「ウオツカ」の「ウ」はワ行なのです。「ヴ」がワ行の「う」なのと同じです。
最後に、「見える」や「越える」の「え」は何行でせう。これも少し考へてから答へてください。前の方にヒントがあります。
「見える」や「越える」は、もとの形が「見ゆ」と「越ゆ」です。つまり、この「え」はヤ行の活用なのです。ア行ではありませんよ。
最近の國語辭典の五十音圖はみな穴あきですが、本來はこのやうに穴の開いている部分もちやんと區別されるべき存在なのです。穴あき辭書に抗議しませう。