会社って、結構自然に色々なものをリース契約している事があります。

 

リースとファイナンス(分割払い)の違いって皆さんご存知でしょうか?

 

一番判り易いのは、所有権を誰が持っているか?です。

 

例えば機械設備や自動車などを購入(=使用)する場合、

 

①一括で現金で支払う方法

②分割払い(ローン)で支払う方法

③リースで使用料を支払う方法

 

主に上記の3つの支払い方法が考えられます。

 

①現金払いと②の分割払いの場合、

所有権は購入者(法人または個人)になり、また購入費用が一定の金額を

超えると資産計上を行い、償却処理(減価償却ともいう)を行います。

(大掛かりな機械修理の場合も、同様に資産計上して減価償却します)

 

減価償却する金額は、法定耐用年数と言う、

 

「この手の機械、設備はこの位の期間は最低使えるんじゃない?」、

 

と言う期間が定められており、例えば「法定耐用年数が10年」と定められた

機械設備の場合は、毎年、減価償却と言って設備資産の価値を10年かけて

減価させて10年過ぎても機械を使用している限りはゼロ近くまで減価させた

状態で資産として残しておく必要があります。

 

 

一方で③リースの場合は、所有権はリース会社にあり、リース会社の所有物

なので、上記の焼却処理もリース会社が行います。

 

従いましてリースの場合は、

「購入設備などの金額を支払い年数で割って、そこに金利を足してお終い」

 

ではなく、リース会社の設定する償却費用と金利、利益が上乗せされますので、

パット見たところの支払い総額は分割払いの総額よりも高くなります。

 

また、リース期間は法定耐用年数の7割から10割程度の期間が設定可能です。

(リース対象物件によっては7割以下の期間設定もできるようです)

 

従いまして、法定耐用年数が10年の設備を購入する場合は、リース期間は

7年程度で設定する事が多いと思います。

 

 

更に経理上の処理としては、①現金払い、②分割払いの場合は所有権が

自社所有となる為、先ほどの資産計上してから減価償却の処理をしますが、

 

③のリース物件の場合は、リース会社から借りて使用するので、「賃借料」と

して計上され、経費としてみなされます

 

利益が出ていて、経費を増やしたい場合はリースにする会社が多い、と、言う

イメージですが、財務処理の簡単さもあります。

 

リースとして主たるものとして、コピー機、電話機(社内電話システム)、

パソコン、自動車 などがあります。

 

一般的に、例えばコピー機などの様に、定期的(5年程度)で

入れ替える事が前提となっているものは良いのですが、当社の様に

 

「PCは使えるだけ使い倒す!」

 

会社の場合で、リースしたり購入したりする場合は迂闊にリースで使用してしまうと、

リースで使用したPCがどれだったか判らなくなり、やがてリース終了時に

 

「リース物件の返却 または 再リース」となった時に返却するPCがどれだか

判らなくなり、場合によっては廃棄してしまってたりするので、一生再リースを

続けなければならない結果となります。

 

リースで使用している設備は他人の物を

借りているだけなので、

大事に使用しましょう!