コロナが収束に向かい始めている今、就職活動を再開される方も多くいらっしゃるかと思います。私が書いたAmazon Kindle本(除くエッセンス版)を無償提供いたします。本日より5日間の期間限定になります。よろしければご参照ください。

https://www.amazon.co.jp/s?i=digital-text&rh=p_27%3A%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%80%80%E5%BE%97%E4%BC%B8&s=relevancerank&text=%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%80%80%E5%BE%97%E4%BC%B8&ref=dp_byline_sr_ebooks_1

得意なことを思い出すときには以下の視点でやってみてください。自分がどういうことをしたのがきっかけだったかも含めて思い出してください。それが得意なことです。なお、なるべく具体的な数字(比率、頻度、回数)も交えて列記してみましょう。応募書類を書くときにより良く伝えられるでしょう。

 

(視点A) 他人から見た自分

(A-1) 上司から誉められたこと

 人並み以上の仕事ができなければ誉めません。

(A-2) お客様や取引先から感謝されたこと

 他社や同僚よりも役立つことをしていないと感謝されません。

(A-3) 同僚から頼られたこと

 自分が苦手なことを得意なあなたに振ってきているはず。

 

(視点B) 自分から見た他人

(B-1) 同僚の仕事ぶりが見劣りしたこと

 得意でないと同僚の仕事が早くて正確にしか見えません。

 ところが得意なことだと同僚のアラが見えていたはずです。

 

自分では思いつかないときは仲の良い同僚に聞いてみることもやってみてください。その際にはご自分も同僚の方の得意そうなことを言ってみてください。盛り上がるはずです。

40代以上の方ですと、変則的で得意なこととは言いづらいですが、アピール材料に充分使えるのが以下です。

 

(視点C) 自分の短所(苦手なこと)

(C-1) 直せなかった短所を補っている方法

 若いうちには直せた短所もあるでしょうが、直せなかったことも

 あるでしょう。その直せなかった短所が影響しないように工夫して

 いることはありませんか。例えば、物覚えがどうしても良くならな

 いために付箋を貼っておくなどです。自分の苦手なことを自覚し

 て対策が打てていると説明すると求人元からは等身大に評価

 してもらえるでしょう。

 

いくつか具体例をあげてみましょう。

(視点A) プレゼン資料の仕上がりチェックを同僚からいつも依頼される。新人トレーニングのコーチとして毎年指名で依頼される。社長賞をもらったことがある。お客様から指名を良く受ける。お客様から感謝の手紙・Eメールをもらったことがある。

(視点B) 10人の同僚のうち最も早く仕事を仕上げている。クレーム率が同僚の中で最も少ない。

(視点C) 字が汚い代わりにパソコン入力は早い。うっかりミスを防ぐために付箋を活用している。取引先と口頭で約束したときは後で必ずメールで内容を知らせている。

 
なお、これらを列記するときには思いつくままでに書きなぐってください。「仕事に使えるかなぁ。」とか考えているとそこで思考がとまってしまいますから。
列記したことはあなたのネタ帳です。職種の絞り込みや応募書類にどうぞ活用なさってください。

苦手なことは、そのせいで過去痛い目に遭っているので、強く記憶に残っている方が多い様です。よってすぐ人に説明できます。ところが得意ななことは上手くできているので失敗がありませんから、ご自身としては記憶に残っていません。ですので、人に言える様なことは無いと思いこんでいます。思い当たる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。

ところが職探しをするときには以下2つの事情からご自身が得意なことを自覚しておくと、自分に向いている仕事を絞り込むことができるので無駄な応募をせずに済み、なおかつ応募の書類審査や面接を有利に進めることができるでしょう。

(1)得意なことを活かした職に就けば、その会社でのしきたりややり方を覚えることはあるにせよ、人より苦労が無い。

(2)転職者には即戦力を求められるため、募集されるている仕事で役立つ得意なことをアピールできると採用される可能性が高くなる。

でも、“私は”とか“私が”の一人称で始まる得意話は嘘と見分けがつきません。そこまで疑われることが無くても求人元が求めているレベルより上なのか判断できません。そこで、必ず第三者との比較で説明できるようにしておきましょう。そうすれば書類審査は通って面接までは進めるでしょう。30社書類審査で落ちた方が、コツを説明した後に2社の面接をもらえました。

単に考えても得意なことを自覚するのは冒頭の理由から大変です。やり方がありますので後編でご説明します。

就活で苦労なさっている事情別に結局4冊の本を出版いたしました。

・「シニアIT社会人のための就活処方箋」

・「社会人序盤戦のための就活処方箋」

・「転職回数が多い方のための就活処方箋」

・「人生第二ステージとなるシニアのための就活処方箋」

これら全てアマゾン電子出版のみで入手可能です。
なお、Kindle Unlimitedを契約中の方は無償で読めます。

 

これで私が就活に関して世に残したい話は終了となります。そこで、これら4冊全てのキモの部分を集約した「エッセンス版」を以下の期間限定で無償ダウンロード提供いたします。気になった方は、よろしければ該当する本編も読んでみてください。

期間:6月10日(月)17:00 ~ 6月12日(水)16:59  ;3日間のみ

対象:「就活処方箋 エッセンス版」

本へのアクセス:就活処方箋エッセンス版 Kindle版

 

告知することを忘れていました(汗)

勢いに乗って、“シニアIT社会人”とは対象が異なる方向けに2冊書いてリリースしてました。

この場をお借りして、ご紹介しておきます。

 

「就活序盤戦のための就活処方箋」

新卒から20代の方向けのものです。

 

「転職回数が多い方のための就活処方箋」

他責も含めて1年未満の転職を繰り返してしまっている方向けのものです。

 

アマゾンで検索「JP砲丸」としてみてください。
お役に立てれば幸いです。

インスタグラムの方が若い方のアクセスが多いと言う話で、シニア向けでなく、もう一方の若い方向けの内容をかいつまんで語ってみるとこにしました。
画像が必須なので、私のスイーツ写真倉が大活躍中です(汗)

GPTWという指標があるそうで、働きがいのある会社ランキングをつけて発表していました。面白い試みで、会社選びの際の一つの指標になるなと感じています。

 

ただし、誰でもこの会社に入れば働きがいが出てくると思われるのを危惧しています。ランキングにある会社を眺めているとなぜこの会社が入っているのかと感じる方もいらっしゃるでしょう。それは人それぞれが働きがいの定義が異なるからではないかと考えます。私の考える働きがいのある会社とは、自身の持つ目的を達成するのに良い意味で利用できる会社です。もちろん労働力の提供が前提ですが。なので、人によって会社の評価は変わるでしょう。

 

特に若い方と話していると目的を設定せずに流されて働いている方をたまに見かけますが、働きがいのある会社や働きやすい会社がどこか調べる前に、先ず自身の働く目的を定義して欲しいなと思います。