この記事はバイスタンダー(一般市民向け)です。


傷病者を発見し、救護・救命活動を行う。
その時、何をすればいいか?どこまですればいいか?
迷ったり、悩んでしまう事がある人もいるでしょう。

特に救命や救護を勉強したり、訓練している人。
消防マニアの方の様な方々は知識が豊富である。

その為、バイタルサイン測ったほうがいいのかな?
(意識レベルや脈拍など)とどこまで対応したほうが
いいのか迷ったりするでしょう。

この時の1つの結論としては、あれもこれもしなくて良い。


例えば、脚立で作業している人が誤って転落した。

ヘルメットを着用しておらず、転落した事により、
頭部からの出血と手を着いた衝撃で前腕部に変形がある。

この様な事案のバイスタンダーの対応としては、
頭部の止血。身体の保温。前腕部の固定、頭部を含めた全身を動かさないようにする。で良い。

応急手当てで普及されている手技だけで十分
命を救う事が出来る。

バイタルサインを測ったりしなくても大丈夫。
引き継ぐ消防救急や医師がバイタルサインを測ったり、
その後の救命処置を行う。

なので無理にあれもこれもせず
応急手当てで対応する事をススメる。