おはようございます
Japanese Family Support (カリフォルニア州オレンジカウンティー)の奥野です。
子どもには、とてつもなく脳の感受性が強い時期というのがあります。
モンテッソーリ教育ではそれを敏感期とよんでいます
敏感期のは持続するものではなく、
限られた期間にしか脳の感受性が敏感にならないんだそうです
つ・ま・り、
その限られた期間に、適切な刺激が与えられると、子どもの可能性を存分に引き出してあげられるというわけです。
逆に言えば、
この限られた期間内に適切な刺激が与えられなければ、
子どもがかなりの努力を重ねなければ物事の習得は難しくなっていくということです。
だから、大人がこの敏感期を理解することはとっても大切です
0−3歳の主な敏感期はこの4つです。
運動の敏感期(出生直後〜4歳くらいまで)
秩序の敏感期(6ヶ月〜3歳前後まで)
感覚の敏感期(胎児期〜6歳くらいまで)
ことばの敏感期(胎児期〜7歳くらいまで)
細かいことは別の機会にじっくりとお伝えするとして、
この図を見てください
脳の敏感性について示されています。
1歳半あたりがすっごいですね
・ことばを急激にキャッチし始める時期
・大人との呼応能力が高まって来る時期
・感情が過敏なのでちょっとした嫌なことにも大きく反応する時期
という感じでしょうか。
一方、
・お友達との関わり方を学んでいくのが特に2−3歳
・数に興味を持ち始めるのは3歳くらいから
というのが見えると思います。
なんか実際の子どもの行動と照らし合わせると、
なるほど〜って思えますね
明日は、ことばについて触れたいと思います。
日英バイリンガルにしたいとお考えの方は多いですよね
この脳の感受性を利用して(理解して)、
どのタイミングでどう関われば良いか、お伝えできればと思っています。
今日も最後までありがとうございました