おはようございます
Japanese Family Support (カリフォルニア州オレンジカウンティー)の奥野です。
子どもって何でも吸収してしまう時期と、
そうでもない時期があるってご存知でしたか
これは↑モンテッソーリ教育ではよく使われる図なのですが、発達の様子を
0-3歳:吸収する精神
3-6歳:意識の発達
という言葉で表現しています。
説明していきますね。
0-3歳:吸収する精神
=善悪の判断なしに、な〜んでも無意識に吸収してしまう時期
息子が2歳になる直前、
お尻でボンッて冷蔵庫を閉めたのを私は目撃しました
「ヤダ〜、何でお尻で閉めるの?」って思った次の瞬間、、
心当たりがあ・る…
そうです、私が手に食材をいっぱい抱えている時によくやってたんです
お尻でボンッ
良い言葉、良い行い、良い考え方だけを真似して欲しいのですが、
0-3歳は吸収する精神です。
悪い言葉、悪い行い、悪い考え方も、そのまま丸ごと周囲から吸収します
いっぽう、
3-6歳:意識の発達
=意識・意思が発達してくる時期
正確には2歳半くらいからかもしれません。
この時期になると強い意思が発達してくるので、周囲がどうというよりも、
自分がやりたいかやりたくないかになってきます。
”イヤイヤ期”
”魔の2歳児”
と言われる所以ですね かたくなですから
育児が大変と感じ始める時期じゃないでしょうか
この時期には、その強い意思を利用して選択肢を与えると良いと思います。
・今日はどの服を着る?
・どの靴下にする?
難しければ2択から始めると良いです。
・こっちのお洋服とこっちのお洋服、どっちがイイ?
・こっちの靴下とこっちの靴下、どっちはきたい?
・おやつはりんごとみかん、どっちにする? 等
子どもには、
・選択の自由を与えられている満足感
・大切にされている有用感
・自己決定力
・判断力
が養われていきます
我が家では「どっちでもイイよ〜」「わかんな〜い」を連発する判断力に乏しい息子とは、
しょっちゅう、”どっちにする?ゲーム”をしていました。
車の中で、お互いが質問を出し合い、3秒以内に相手が答えるのです。
私「どっちにす〜る??海?山?」
子「海!」
子「どっちにす〜る??ご飯?ぱん?」
私「ご飯!」
という具合に永遠に飽きるまで
正解はないので、その時の気分で好きに回答してもらいます。
時々いじわるしてこんなこともします
私「どっちにす〜る??ダディー?マミー?」
子「ママ!!(即答)」 夫、固まる。。
皆さんも試してみてくださいね