おはようございます。
Japanese Family Support (カリフォルニア州オレンジカウンティー)の奥野です。
今日から少しずつモンテッソーリ教育についてお話ししたいと思います。
私は、2児の母で、看護師で、0-3歳児のモンテッソーリ教師で、そしてバイリンガルでもあります
なんだかワチャワチャした人生です
でもこの経験を生かして、
特にアメリカに住む日本人/日系人の育児のサポートをしていきたいなと思っています
カリフォルニア州オレンジカウンティーに住んでいると、モンテッソーリの学校をたくさん目にします。
多くは英語のみですが、英語とスペイン語、英語と中国語、そして英語と日本語のバイリンガル教育もしてくれる学校は複数あります。恵まれていますね
そしてアメリカのモンテッソーリ教育をうたう保育園幼稚園〜小学校の学費はひっじょうに高額
良心的なところで月12万円くらい。
かなり徹底的にモンテッソーリを取り入れていて環境も完璧に整っている学校だと月25万円くらい
とてもじゃないけれど、
兄弟を全員同じ時期に入れて〜、なんてできません
でも、でも、子どもには可能な限り、最高の環境・最高の教育を受けてもらいたいって思うのが親の常ですよね
先日モンテッソーリのベテラン先生に教えていただきました(アメリカ人🇺🇸)。
「0−3歳のときの自律性・自立性って、
13−16歳になった時にもう一度繰り返し現れて来るのよね〜」
マジですか
よくよく考えてみると確かにそうかもしれない。
だって、2歳前後になると第一反抗期なんて言われますよね。
日本では「魔の2歳児」
アメリカでは「Terrible two」
って言います。
そして、思春期に入る13歳頃になると、第二反抗期って言われたりしますよね。
0-3歳であっても、13-16歳であっても、
私は反抗期とかTerrible Twoとかって言うのは本当はないと思っています。
それよりもフォーカスすべきは、
その時期に特有な現象が起こると言うことだけです。
それは、
なんでも自分でやってみたくなる
なんでも自分で確認しないと気が済まなくなる
でも、やっぱり上手くできないことが多いのでイライラする、キーキー言う
そう言う時期っていうだけです。
自分でなんでもやってみたいと思う=自立性
を育んでいる途中なんですね。
顕著にその欲求が現れる年齢が、0-3歳と13-16歳と言うことなのではないでしょうか。
そこで重要になって来るのは、
自分を律する力=自律性
上手くできないからってキーキーわめいて上手くできるようにはなりませんよね?
上手くできないからといって周りの大人が代わって何でもやってあげたら、その子の成長はそこで止まってしまいますよね?
だから時に(親も子も)グッとこらえて、何度も何度も同じことにチャレンジし、そして子どもに出来ることの幅が広がっていく→世界が広がっていく、
そう言う特化した時期が0-3歳と13-16歳なのかもしれません。
つまり、
自立を育むこと
自律を育むこと
はとても重要な大人の役割となります。
モンテッソーリ教育はまさに、その自立・自律にフォーカスした教育方法です。
子どもの発達過程における、様々なその時期だけにしか起こらない現象を理解し、
子どもの自立・自律を促していきます。
正直、私自身が自分をきちんと律することができているかというとお恥ずかし限りで、偉そうな話ができるわけじゃないのですが、そういう自分の弱いところも見つめながら、自分のできる最大限のサポートを子どもたちにしていきたいなと思っています。
そして0-3歳って、
一日の大半を家庭で過ごされている方が多い時期ですよね。
っていうことは、0-3歳は、家庭での環境がとーーっても重要だということです
家庭で出来るモンテッソーリ教育、
そのために親に知っていてもらいたいモンテッソーリ教育の理論 など、
をこれから毎日少しずつ更新していきますので、ご興味のある方は是非フォローをお願いします
それでは、今日も貴重な時間をありがとうございました。
皆様にとって素敵な一日になりますように〜