こんにちは。
まずはこの度の新型コロナウイルスでお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、ご遺族の方々に心からお悔み申し上げます。

2月中旬、新型コロナウイルスが心配される中、成田空港へ見送りに行ってきました。
昨年の秋から留学の準備を着々と進めて本人もとても楽しみにしていました。歳が明けて間もない頃から中国で新型コロナウイルスが発生したと言うニュースが流れてきました。時を経つごとに感染者が増え、中国湖北省武漢の閉鎖と中国全土で感染という対岸の火事ではない事態となりました。
大学進学で親元を離れて上京、新しい生活にも慣れて楽しい学生生活を送っている矢先にこのニュースです。東京にも感染者が出たと聞けば親なら誰でも心配すると思いますし、離れていれば尚更ではないでしょうか?私は人より心配性なので毎日連絡を入れて健康状態を教えてもらいました。また、
早い段階で東京ではマスクが入手困難になると思い、ドラックストアでマスクやクレペリン、アルコール消毒液などを買い込み送りました。そうこうしているうちに日本でも感染者が増え、留学先のアメリカでは渡航規制レベルが上げられるという事態になりました。留学をキャンセルするかしないかで悩み、親子喧嘩になり精神的にも不安定になりました。結局、本人は留学を選び渡米することになりました。日本政府がもっと早く中国全土からの渡航者の入国禁止にしていたなら私の心配も半分で済んだのかもしれません。新幹線の中、東京駅構内、成田エクスプレス、成田空港内と目には見えない新型コロナウイルスに怯えながらの見送りとなりました。
心配はその時だけではなく、今も続いています。不要不急の外出は避け、必要限の外出にはマスクの着用、入念な手洗い、うがい、1日3回の検温など精神的に疲弊してしまいとうとう心療内科受診となってしまいました。今はお薬のおかげで強い不安感は抑えられていますが、日本で感染者が増える度、また留学先のアメリカで猛威を振るっているインフルエンザが新型コロナウイルスではないかと聞く度に不安と心配が頭の中を過ぎります。そして日本に帰って来た時に東京はどうなっているのか、パンデミックになったらどうなるのか考えただけでとても心配です。日本政府にはもっと迅速な決断と対応、そして国民に安心安全な対策を常に願わずにはいられません。そう思うのは私だけでしょうか?