東方網14日付:上海市道路運送事業発展中心によると、上海市政府は重要道路の路面標示の改良に着手し、新しい材料や技術、方法を用いて路面標示の塗り直しを始めている。作業は10月末に完成する予定だという。

 

 

 上海市道路運送事業発展中心は第2回輸入博の前にも大胆な試みを行っている。新開発の超高輝度溶融型路面標示用塗料を使用して、中山東一路、華翔路などの道路の路面標示を塗り直した。効果は明らかで、好評を博した。

 

 今年はこの路面標示の改良範囲をさらに拡大し、延安路高架、南北高架、国家会議·展示センター周辺及び中心市街地の一部重要道路の、計約38万平方メートルの路面を超高輝度溶融型塗料を用いて塗り直す予定だ。これまでに完成した道路の調査結果によると、反射性能は普通の路面標示用塗料よりはるかに高く、「昼間ははっきり見えるし夜間も明るい」という全天候の効果が確かめられた。運転の快適性と安全性はさらに高まり、特に夜間の視認性が抜群であった。

 

 また、路面標示の雨天時の滑り抵抗数値を上げようと、関係部門と科学研究院では新旧様々な塗料を実際に塗って、実地に抜き取り調査を行い滑り抵抗数値を調べた。この結果、硬化剤を使用した路面標示用塗料の滑り抵抗数値が湿潤時に受ける影響が少なく、滑り止め効果が基準に達していることが分かった。

 

 

 

 関係者によると、今年上海市では中心市街地の243本の道路にある横断歩道の路面標示の改良を計画している。計約31万平方メートルすべてに2液型の塗料を用いて塗り直しを行い、横断歩道の滑り止め効果をさらに上げ、耐磨耗性と反射性能を高める計画だ。

 

(実習編集:范応良)