2021春·夏上海ファッションウィークのイベントの一つである、「国潮漢風·漢家の羽衣」中国·徐州漢服デザイン大賞の決勝及び授賞式が、11日に上海国際ファッションセンターで無事閉幕した。

 

 今回の大賞の応募は2019年11月に始まり、国内外の150の大学·企業·漢服サークルから1万人以上のデザイナーが参加した。審査を経て最終的に27組の136作品が決勝に勝ち進んだ。作品は漢風の礼服と普段着、漢民族風のファッションなど様々で、これらは伝統的服装と現代ファッションの衝突であると同時に、日常生活における漢文化的要素の探求と試みともなった。

 

 授賞式では漢服に身を包んだダンサーがダンスを披露。また漢王朝の発祥地として長い歴史文化を持つ徐州は、「漢服」をツールに徐州という漢文化都市の持つ魅力を世界に発信した。

 

 今回の参加作品の中には「漢元素」を基に改良した服もあった。漢服より気軽に着られるデザインなのでどの年齢層にも受け入れられ、生活にも取り入れやすい。

 

 

 

 

(実習編集:范応良)