1990年代から2000年代において上海を象徴する建物と言ったら、東方明珠塔(上海テレビ塔とも呼ぶ)よりほかはなかった。しかし現在、その候補リストは長くなったかもしれない。

 

 1月6日、上海市住房と城郷建設委員会による、「2019上海新十大ランドマーク」が以下のように選出された。上海中心(上海タワー)、上海虹橋総合交通ターミナル、金茂大厦(ジンマオタワー)、東方明珠塔、上海国際伝媒港、上海新天地、上海国家会展中心、上海東方体育中心、上海大劇院、上海万博文化センターである。

 

 今回選考の対象となったのは、上海市内にあって、1978年から2019年までに落成した建物である。建物の美しさのほかにも、社会的影響力と文化価値も考慮の要素となった。

 

一番左:上海中心、中:金茂大厦

 

東方明珠塔

 

上海新天地

 

上海国家会展中心

 

上海大劇院

 

上海万博文化センター