ガーランド・エンディングって、カッコよくピタッと決めるのが意外に難しい…いや自分の演奏がヘタなだけなんだが。

 

むしろ、ケリー・エンディング(ブルー・ミッチェルの)を練習し始めたら、そっちが先に弾けるようになってしまった。そして、ケリー・エンディングの方が普通に使いやすいような気もする。ガーランド・エンディングで失敗すると、派手なだけに目立つもんな…と無意味にいじける今日この頃。練習します。

コンピングの打鍵のタイミングがまた甘くなってる(遅れてる)とレッスンで指摘されて、リズム特訓の日々。

 

メトロノームを2、4拍で鳴らし、1、2、3、4とカウントしながらswingのいろんなリズムパターンでルートの1音を弾く。微妙に遅れてヘンテコな「なんちゃってレイドバック」にならないように!

 

ゆっくりから始めて、だんだんスピードを上げる。

 

1音の連打から始めて、2声、3声とヴォイシングを厚くして、5声まで増やして行く。

 

毎日練習し、いずれはファストスウィングでブロックコードを遅れずに弾くのを目標にせよとの師匠のお達しである。

……スローバラードならともかく、ファストスウィングでブロックコードって、どう考えても私の腕では当分は無理だが、ぼちぼち頑張りたい。

とりあえず、レッド・ガーランド風の短いエンディングだけでも速く弾けるようになりたいので、練習してみることにした。

前の記事に補足。自分用メモ。

 

メロディの「ラ」には、シックスの「ドミソラ」を使う。

「ラ♭」には、ディミニッシュの「レファラ♭シ」の転回形「シレファラ♭」を使う。

 

「ラ♭」は、「ソ♯」の異名同音でビバップ(メジャー)スケールの一部。

ビバップスケールは8音スケールなので、コードトーンから弾くと表拍には常にコードトーンが来る。(これ大事)

コード感がよく分かるので、アドリブで使いやすい。

 

ビバップメジャースケールの他にも、マイナー、ドミナント、その時に応じて使えるビバップスケールがある。このスケールとアルペジオを組み合わせたフレーズは、だいたいハズレにはならない。文章の中の基本単語の組み合わせみたいなもので、ビバップ曲の中でたくさん見つかる。

……というのはいろいろあると思うが、「シアリング奏法」は典型かもしれない。

 

演奏を聴いてもどう弾いてるのかよく分からないし、楽譜で見ても分かるような分からないような感じ。しかし自分で鍵盤を弾くと「あ〜、そういうことか!」と、あっさり納得する。(納得してもすぐに弾きこなせるわけじゃないが)

 

メロディをトップノートにして、下にコードをつける。

たとえばドミソのどれかがトップの時にはメジャーシックス(ドミソラ)、レファラシのどれかがトップの時にはディミニッシュセブンス(レファラ♭シ)を転回形で弾くのだ。(マイナーの場合はドミ♭ソラ)。

……文章だとやっぱりわけわからんね。

 

 

楽しそうだな〜、こんなふうにピアノと付き合いたい。

『ブルース・インプロヴィゼイション』p.123

「リスニングとトランスクライブのための45のレコーディング」をYouTubeで探すシリーズ、その9。

 

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アーティスト名

アルバム名,レーベル名

 

“曲名"  (作曲者)

アナライズ

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Antonio Hart

Here I Stand ,Impulse!

 

“Like My Own"  (Antonio Hart)

Melody (14bars)

Analysis:E and G blues scales

 

 

これブルーススケールの使い分けを説明するのに良いのでは。

私はTenor Madness で覚えたけど。

 

 

 

これは自分が自分を顧みた分類。

 

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◯超初心者

 

基本コード、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ、

スウィングのリズムがある程度分かる。

ペンタトニックとブルーススケールだけでシンプルなアドリブが出来る。

 

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◯初心者

 

基本的なコード進行、ヴォイシングが分かる。

コード理論の基本がわかる。

コード進行に合わせたアドリブが少し出来る。

スウィングとその他のフィールがある程度分かる。

トランスクライブが少し出来る。

セッションにとりあえず参加することが出来る。

 

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◯初級者

 

コード進行のよくあるパターンを覚え、ヴォイスリーディングの基本が分かる。

コード進行に合わせて、即興でなんとかアドリブ出来る。

即興ではなく時間をかけて作り込めば、まずまずのレベルのソロを作れる。

各種のフィールが分かって、それなりに使い分けられる。

ビバップの語法が分かり、基本的な音使いが出来る。

トランスクライブが無理なく出来る。

セッションで他の楽器と一緒に楽しむことが出来る。

 

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◯中級者

 

初級者が出来ること全てを、高いレベルで出来る。

 

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と、独断と偏見で決めつけてみた結果……

 

このブログでいつまでも「初心者」と名乗り続けるのは、そろそろやめることにしました。

本日から「初級者」と名乗りますが、だからと言って突然上手くなったわけではありません。初級者の一番駆け出し、というポジションでしょうか。

少しずつ、謙虚に、楽しみながら、上達を目指します。

 

 

 

1音単位で徹底的に直しが入る添削を受けている。

 

ノリと勢いだけでほわ〜んとアドリブしてしまうテキトーな性格の自分は、一度はこういう経験したほうが良いんだなとしみじみ思う。

 

全ての音を自分で説明しなくてはならないので、けっこう必死。

いや、ここで何故このテンションを使ったかと訊かれて、指がちょうど届くからですとは言えないもんね……

たぶん「難しい」というイメージが定着している、理論中心の本。

 

超初心者の頃にはわけが分からなかった部分が今ではかなり分かるようになっているが、改めて読むと、やっぱりこの本って表現の仕方がちょっと難しいんじゃないかと思う。

というか、読者のレベルをどのくらいに想定しているのか、よく分からないところがある。

 

特に、第3章が「susとフリジアン」って、最初から読み進める超初心者にはけっこう過酷だ。正直言って私は昔あの第3章は理解出来なくて、全部すっ飛ばしたのだ。内容がある程度分かったのは、ずっと後のこと。

世の中の人は、最初からあの第3章がスイスイ分かってどんどん進んでいるんだろうか……

まあ、そういう人もいるだろうけど、あの第3章を読んで分かる読者なら、他の章は読む前にすでにほとんど理解してるレベルなんじゃなかろうか。この辺の読者のレベルの想定が謎だ。

 

こういう部分は他にもあって、たとえばⅡ-Ⅴ-Ⅰの例に出している曲が「Just Friends」なのだが、これはまぎらわしいⅡ-Ⅴがあるので、全くの初心者だとそもそも判定が難しい。なにも最初からそこまでレベル上げなくても良いんじゃないかと思う。謎だ。

 

 

そういう謎はあるものの、最近この本を読み返してぼちぼち弾いていて、いろいろな良いものが詰まっている本だと感じる。

なにしろ譜例がいい。第1章のインターヴァル(ここは全然難しくない)の2小節ほどの譜例をひとつずつ弾いてみると、どれも美しいヴォイシングのエッセンスを抽出したものだ。単なるインターヴァルの解説としては過剰品質とすら感じる。こういうのは、ありそうで実はなかなかない。

単なる解説用の譜例じゃなくて、良い実例、美しいものを学習者のために載せたかったのだろう。最初に読んだ頃はゆっくり味わう余裕がなかったけど。

 

全てをゼロから説明してくれるタイプの本ではないので、超初心者には向かない気がする。しかし、知識が増えて上達するまで全然やらないのでは、もったいない。

もっと簡単な本でコードの基礎を学んでから、分からないところもあるのは承知の上で、この本に手を出すのが良いのかもしれない。

好きで熱中して学んでいることを、「努力」と呼ぶのは、なんか微妙に違うと思うのだ。

「社会生活のためにやらねばならぬ受験勉強や資格試験の勉強」とは違う。

 

子どもが虫を追いかけたり電車の名前を覚えるのは、「努力」じゃないよね?

 

私はジャズピアノに関して「努力」はあまりしていないと思う。

残念ながら突出した才能はないから出来ないことだらけで、それを頑張って工夫して練習して乗り越えることの繰り返しだけれど、それを「努力」と呼ぶのは、なんかちょっと違う気がする。だって好きでやってる趣味だもんね。仕事でもないし、使命感でやらねばならぬものでもない。自分が面白いから、という理由でやってるだけ。

 

出来ない状態を分析して改善していくこと、その方法を工夫すること、過程を楽しむこと、いわばメタ学習それ自体が好きで、それが趣味。

 

それを「努力」と呼ばれると、いささか世間に申し訳ない気分になる。すみません、そんなご大層なものじゃないです。好きでやってるだけ。