B♭ブルースの楽譜を、音源をあらかじめ聴かず、一度弾いて音が分かってからでもなく、最初からいきなりキーFで弾く練習。

 

音源を聴くか、一度弾いて音を聴くか、移調後を楽譜に書けば、わりと簡単なんだけど。

聴かず、弾かず、楽譜に書かず、って意外に難しい。メジャーとマイナー2種類のブルーノートの臨時記号がネックだ。

 

 

最初は、マイナー・ブルース・スケールのキーB♭で臨時記号がつく音の跳躍「A♭〜D♭」や、「B♭〜E(ナチュラルのくせにブルーノート)」のようなややこしい跳躍でいちいち引っかかって、こんなの出来るか〜い!と思ってたけれど、何度もやっているとだんだん出来るようになって来た。何事も慣れは大事だ。(移調の答えはキーFでE♭〜A♭、F〜B)

 

コツは、ブルーノート以外の構成音を単なるペンタトニックとしてディグリーで読んでディグリーで弾くこと。もっと全部を機械的にやるなら、完全5度上の移調なので、白鍵は白鍵・黒鍵は黒鍵にすること (BとB♭は除く)。

 

 

 

これが出来ると、B♭ブルースの楽譜をそのまますぐにFブルースに使えるので便利。

……のはずなのだが、やっぱり時々は移調がすごくめんどくさいフレーズもあって、おまえはブルース・フレーズのくせに『インターヴァリック・メロディ』の親戚かい、と思う。

 

もともと楽譜を読むのがあまり得意なほうではなくて、わりと苦手な分野なので、地道に頑張りたいものである。